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社会人が「出会いがない」と感じる本当の理由|アプリに頼らず恋愛する方法

社会人3年目、夜22時に帰宅して、スマホを開く。

通知はLINEの仕事の連絡と、マッチングアプリの「いいね」が1件。 プロフィールを見て、なんとなく「いいね」を返して、なんとなくトークを始めて——気がつけば3日で会話が止まっている。

「あれ、なんのためにやってるんだっけ」

この感覚、覚えがある人は多いんじゃないかな。

ここ数年、社会人向けの出会いサークルを運営してきて、はっきり気づいたことがある。「出会いがない」と悩んでいる人の多くは、出会いの場所を知らないんじゃなくて——そもそも出会えない構造の中に生きているんだよね。

今日はその構造を、現場で見てきたリアルな話を交えながら解説する。


目次

なぜ社会人に出会いがないのか|構造的な5つの理由


①生活圏が「完全に固定」される問題

学生のころを思い出してほしい。

毎年クラス替えがあって、新しいサークルに入って、バイト先で先輩に出会って——自分が何もしなくても、環境が定期的に「シャッフル」されてたはず。

社会人になると、それがピタッと止まる。

職場・家・コンビニ・スーパー。この4点を往復するだけの生活が気づいたら2年、3年と続く。会う人間はほぼ固定。新しい人との接点は、ほぼゼロ。

これは意志の力じゃなくて、構造上の問題だ。


②「疲労」が行動を完全に殺している

うちのサークルに来た参加者、Kさん(29歳・IT系)の話をしよう。

「出会いたい気持ちはあるんですけど、仕事終わりにどこか行くって発想がもう…」

と言っていた。彼は週に5日、終電で帰宅していた。休日は「回復」に使われる。趣味に使う体力も残っていない。

正直、それは甘えでも言い訳でもない。人間の意志力には上限がある。 仕事でリソースを使い切った後、さらに「初対面の人に会いに行く」という高コストな行動を選べる人間のほうが少数派だよ。

疲れた体で「出会いに行く」って、ものすごくエネルギーがいる。——その前提を、まず認めることが大事


③職場恋愛が「リスク」になった時代

10年前は「出会いといえば職場」が当たり前だった。でも今は違う。

ハラスメント意識の高まり、人事評価への影響、「もし別れたら…」という計算。職場という場所が、恋愛的にほぼ「不可侵ゾーン」になってきている。

これ自体は健全な変化だと思う。でも結果として、社会人が自然に出会える場がひとつ消えたのも事実。


④友人経由の紹介が「消滅」している

20代前半は「友達の友達」って無限にいたよね。飲み会、誕生日パーティー、合コン——人が人を連れてくる文化があった。

でも社会人5年目になると?

友人たちも忙しくなる。既婚者が増える。自然と、独身同士が集まるネットワーク自体が縮小していく。

(気がついたら、紹介してくれる友達もいなくなってた)という声は、うちのサークルでもよく聞く話だ。


⑤「アプリ疲れ」が行動力を根こそぎ奪っている

マッチングアプリが出会いを効率化したのは間違いない。でも、あれは消費するほどに恋愛への熱量が下がっていく構造になっている。

100人とマッチしても、会えるのは数人。会っても「なんか違う」でまた検索。この繰り返しが続くと、恋愛そのものへの興味が薄れていく。スワイプを続けているうちに、人を「商品を選ぶ感覚」で見るようになっていることに、気づかないまま。


アプリ以外で出会える場所【具体例と現場レポ】


「じゃあどこに行けばいいの」という話をしよう。

ここからは現場で実際に「ここから付き合った」という報告をもらった場所を軸に話す。


①社会人サークル・コミュニティ

正直言って、いちばん再現性が高い。

なぜかというと、「趣味」という共通言語があるから。初対面でも「何のレベルですか?」「あのルートきつくないですか?」と会話が自然に生まれる。出会い目的感が薄くなるし、複数回会うことで関係が育ちやすい。

うちのサークルで知り合った参加者のMさん(32歳・製造業)とNさん(30歳・看護師)は、ハイキングイベントで出会って付き合った。決め手は「下山後のラーメン屋で3時間話したこと」だったそうで——。

ドラマみたいな劇的な瞬間じゃなくて、「なんか気づいたら話してた」がリアルな出会いの形だよね。


②街コン・交流パーティー

「街コンはナンパの場でしょ」と思ってる人、まだいる?

最近の街コンは参加者層が変わってきた。特にテーマ型(アウトドア好き限定・読書好き限定など)は、参加動機がそろっているので話しやすい。

ただ、ひとつ現場で気づいたことを言うと——街コンで成果が出やすい人は「目的をはっきり持っていない人」のほうが多い。

「今日絶対LINEを取る!」と力んでいる人ほど、会話が詰問っぽくなる(笑)。リラックスして「いろんな人と話してみよう」ぐらいの温度感の人が、結果的に自然体に見えて好印象を残している。


③資格スクール・スキルアップ講座

意外と盲点なのがここ。

英会話スクール、料理教室、プログラミングスクール。毎週会うという構造が恋愛を育てやすい。

人は繰り返し接触することで好意を持ちやすくなる——これは心理学でいう「単純接触効果」だが、理屈はともかく、実際にここで付き合ったという報告はうちのサークル参加者からも複数来ている。

「毎回帰り道が一緒になって、気づいたら毎週ご飯に行ってた」

そういう話を聞くたびに、(これが一番強い出会い方だな)とひそかに思っている。


④ボランティア・地域活動

これはちょっと意外に思う人もいるかもしれないが——ボランティア活動に参加している人って、人間的な地力がある人が多い印象がある。

「この人なんか芯がある」と感じさせる人と出会いやすい環境とも言えるかな。承認欲求ではなく、純粋に何かに動いている人間の空気は違う。ズドン、と来るものがある。


⑤友人・知人の紹介を「能動的に」作る

「紹介してくれる友達がいない」と言う人に聞きたいんだけど——「紹介してほしい」と言ったことはある?

まず「恋愛したいと思っていること」を周囲に伝えるだけで、紹介の確率は跳ね上がる。当たり前の話に聞こえるかもしれないが、意外と「恥ずかしくて言えない」という人が多い。

うちのサークルに来た参加者が友人を連れてきて、そのまま付き合ったケースも実際に何組かいる。

「頼む」という一言のハードルが高いだけで、実は人脈の中に出会いは眠っていたりする。


「行動できない」人が抱えている本当の問題


「出会いの場所はわかった。でも一歩が踏み出せない」という人、多い。

その「踏み出せない理由」の正体は、だいたい次の3つのどれかだ。


① 自分に自信がない

「行っても俺みたいなのに話しかけてくれる人いないだろうし…」

これ、笑えないくらい多い。うちのサークルに初参加したときにガッチガチに緊張していたTさん(27歳)がいて、終わった後「実際来てみてどうでした?」と聞いたら——

「…意外と普通の人たちでした」

と、ぽつりと言った。胸の奥でなにかが緩んだような顔をしていた。

来る前の「自分はダメ」という感覚は、現実じゃなくて脳が作り出した幻想である場合がほとんど。だから——まず一回行ってみる、それだけでいい。


② 「ちょうど良い疲れ」の蓄積

「死ぬほど疲れてる」じゃなくて「なんとなく行く気にならない」という状態。

これが一番やっかいで、この状態のまま数年が過ぎていく人が多い。本当に多い。


③ 過去の失敗が「また傷つくかも」というブレーキを踏ませている

アプリで傷ついた、告白して撃沈した、職場の好きな人に彼氏がいた——そういう小さな失敗が積み重なると、行動する前から「どうせ」という思考が走るようになる。

これは防衛本能だから仕方ない。でも、その「どうせ」を根拠にした予測は、ほぼ毎回外れる。


忙しい社会人でも動ける「週1アクション」


「毎週どこかに行け」は無理な話だよ。そんな体力ない。

だからこそ、週1だけ、たった1つだけ変えるという発想でいい。

  • 月1回、習い事を始める(英会話でも料理でもいい)
  • 友人に「誰かいない?」とLINEを1通送る
  • サークルのイベントページをひとつ開いてみる

この「開く」というアクションをするだけで、脳が少しだけ前向きになる。行動が感情を作る——これは心理学的にも裏付けがある話で、やる気が出てから動くんじゃなくて、動いたからやる気が出るという順番が正しい。


出会いより先に大切なこと


最後に、これだけ言わせてほしい。

「出会いの場に行けば解決する」と思っていると、たいていうまくいかない。

なぜかというと、「出会いたい」という切迫感は相手に伝わるから

うちのイベントで10回以上参加しているのにご縁がない、という男性がいた。観察していると、彼は「女性がいれば誰でもいい」という雰囲気が滲み出ていた。表情・話し方・目線が、人ではなく「異性」を見ていた。

(これ、本人は全然気づいてない)

出会いの場に行く前に、自分が「どういう人間でいたいか」を考える時間のほうが価値がある場合も多い。趣味を深める、仕事に集中する、友人と遊ぶ——そういう「自分の生活が豊かになっている状態」から出会いに向かう人のほうが、圧倒的に結果が出やすい。

これは精神論じゃなくて、現場で何百回も見てきた体感値だね。

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この記事を書いた人

社会人イベントサークル『Lien -リアン-』

広告代理店勤務を経て、社会人コミュニティサークルを立ち上げ。現在は20代後半〜40代を中心に、年間50回以上のイベント(メンバーの誕生日会、花見、クルージング、クリスマス等)を主催。

これまで2000人以上の男女の「出会いの瞬間」を最前線で観察。単なるマッチングではなく、「コミュニティの中で愛される男の立ち回り」を独自に理論化。

社会人の恋愛は、テクニックより場と空気が9割
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