社会人イベサーってある種の女性が会場に入った瞬間、空気がじわっと変わるのをよく目撃する。
べつに飛び抜けた美人というわけじゃない。派手な服を着ているわけでもない。なのに、男性の視線がすーっとそこに集まる。会話が終わっても、なぜかみんなその人のそばに戻ってきてしまう。
正直、最初はうまく言語化できなかった。けどこれがフェロモンっだよね。
フェロモンって、
ビジュアルじゃない。もっと手前にある何かだ。
フェロモンって何?
ヒトにとってのフェロモンは、昆虫や動物のそれとは少し異なる話になってくる。現時点の研究では、人間に明確なフェロモン受容器官があるかどうかについて科学的な決着はついていない。
ただ、面白いのはここから。
体臭・皮膚の状態・声のトーン・呼吸のリズムまで、人間は相手の生物学的な情報を無意識のうちに受け取っているとされている。心理学者のリチャード・ワイズマン氏らの研究でも、外見的な魅力と「なんとなくこの人が気になる」という感覚は、かなりの部分で別の回路を通ることが示唆されている。
つまり、フェロモンが漂うという感覚は、視覚よりも先に届く情報処理の結果、かもしれない。
外見に現れる8つの特徴
1. 目線の使いかた
フェロモン系の女性は、目が合ったときにすぐ逸らさない。
かといって、じっと見つめているわけでもないんだよなぁ。「見てもいいよ」という許可をそっと渡してくるような、あの間の取りかた。イベントで何度も見てきたけど、これができている女性は、初対面の男性が話しかけるまでの時間が圧倒的に短い。
2. 姿勢と重心
猫背かどうかという話ではなく、重心の低さ、とでも言えばいいか。
ふわっと浮いていない。地に足がついている感じ。背筋は自然に伸びていて、椅子に座っているときも壁にもたれているときも、どこかゆるやかにその場に溶け込んでいる。「ちゃんと今ここにいる人」という印象を与えるのが姿勢の力なんだと思う。
3. 声のトーンとテンポ
声が高くて早口、という女性は、残念ながらフェロモン系にはほぼいない。
ちょっと低めで、話すテンポに余白がある。言葉と言葉のあいだに、息が存在している感じ。無理に笑い声で盛り上げようとしない。静かに話しているのに、なぜかよく聞こえてしまうタイプ。
4. 歩き方
速すぎず、遅すぎず。これだけ書くと当たり前に聞こえるかもしれないけれど、歩き方って思っているより多くの情報を伝えてしまう。
焦りがあると歩幅が不規則になる。自信がないと足音が消えすぎる。フェロモン系の女性は、ちゃんと自分の重さを使って歩いている。ヒールでもスニーカーでも、着地のたびに「ここにいる」感が伝わってくる。
5. 肌の状態
化粧の厚さよりも、肌そのものの調子。
これは毎回イベント後にスタッフと話すときも出てくる話題で、フェロモンを感じさせる女性は、ほぼ漏れなく肌が健康的に見える。透明感とか潤いとかいう話だけでなく、体の内側から滲んでいるような色つやが、視覚的な情報よりも先に本能的な何かを刺激するのかもしれない。
6. 髪の質感
触れなくてもわかる清潔感と質感の話。
ぱさぱさの髪でフェロモンを感じさせる女性に、正直あまり会ったことがない。艶があって、動くたびにふわっと動く。それだけで、なぜか男性の視線の動きが変わる。
7. 香り
香水をつけすぎている女性は、むしろフェロモン系から遠くなる印象がある。
フェロモンを感じさせる女性の香りって、どちらかといえば体温が乗ったような、素材感のある香りが多い。ほのかに漂って、近づかないと気づかない。それがかえって「もう少し近くにいたい」という感覚を引き起こす。
8. 表情の解像度
笑顔の種類が多い、と言えばいいのか。
「作り笑い」「愛想笑い」ではなく、今この瞬間の感情がちゃんと顔に出ている。驚いたらちゃんと驚いた顔をするし、考え込んでいるときは考えている顔をしている。表情がリアルタイムで動いている女性って、見ていて飽きないんだよね。
内面と行動に現れる9つの特徴
9. 自己肯定感が「静か」
自己肯定感が高い、というと「ポジティブで積極的」なイメージを持たれがちだけど、フェロモン系の女性のそれは少し違う。
静かな自己肯定感、とでも表現したい。
過剰に自分を売り込まない。否定されてもしゅんとなりすぎない。軽く笑って受け流す場面でも、ちゃんと自分の感覚を持ったまま。うちのイベントで出会ったAさん(30代・広告系)は、まさにそのタイプだった。周囲が盛り上がって場に合わせようとしているなか、ひとり落ち着いて話を聞いていた。そのたたずまいに「なんであの人がいちばん気になるんだろ」と言う男性参加者が複数いた。
10. 聞き上手ではなく、興味が本物
聞き上手という言葉は、少し技術感がある。
フェロモン系の女性のそれは技術ではなく、純粋に興味があるように見える。相槌の打ちかた、目線の動き、次の質問のタイミング、全部が「あなたの話が面白い」という信号を出している。演じていない興味は、受け取る側にちゃんと届くんだよなぁ。
11. 求めていない
これが一番、言語化しにくくて、でも一番決定的な特徴かもしれない。
モテようとしていない。評価されようとしていない。その場にいることを楽しんでいるように見える。「選ばれたい」という空気が全然ない。恋愛心理学の文脈では、これは希少性の原理とも関連していて、手に入れにくそうな対象に対して人はより強く惹かれるとされている。求めていない女性は、結果的に最も求められやすい立場になってしまうという、少し皮肉な構造がある。
12. ミステリアスな余白
全部しゃべらない。
自分の話をするときも、必要以上に詳しく説明しない。「なんとなく気になっている」という感覚を相手に残す余白の作りかたが、フェロモン系の女性はうまい。イベント終了後の連絡先交換でも、フォローしたくなるのはいつもこのタイプだったりする。
13. 感情の起伏のコントロール
感情がないわけじゃない。ただ、爆発させない。
喜怒哀楽は普通にある。驚いたら驚くし、笑うときはちゃんと笑う。ただ、感情の振れ幅が急激じゃない。ゆっくりと波が来て、ゆっくりと引いていく感じ。それが「一緒にいると落ち着く」という感覚につながるんだと思う。
14. 自分のペースを手放さない
誰かのテンションに引っ張られない、という話。
盛り上がっている輪の中でも、妙にテンションを合わせにいかない。グイグイくる男性にも、さりげなく距離を保てる。それが冷たさに見えないのが不思議で、むしろそこに品のようなものを感じてしまう。
15. 清潔感への解像度が高い
フェロモン系の女性は、ケアへの意識が細かい。
爪の状態、耳の後ろ、首の筋肉、手のひらの乾燥感。ファッションより先に、身体そのものへの丁寧さが滲み出ている。これは「高いもの使ってます」という話ではなく、自分の体を粗末にしていないという態度の話。
16. 笑いかたが軽すぎない
愛想笑いの多用は、フェロモンを薄める。
笑うなら本当におかしかったとき。クスッとしたなら、ちゃんとクスッとした表情を返す。作り込んだ「ウケてますよ」の顔より、素の反応のほうがよっぽど相手の心に刺さる。B さん(28歳・教育系)は、自分が面白くないと思ったジョークに笑わないことで有名だったけど、イベント終了後の連絡先希望者が毎回多かった。
17. 自分の好きなものを持っている
特定の分野に詳しい、という話でもなく。
好きなものがちゃんとある、という話。それが料理でも映画でも音楽でも、何かへの熱量が見える女性は、それだけで存在に深みが出る。フェロモンって、表面的な技術よりも、中身の充実度から滲み出てくるものなんだと、これだけのイベントを経て正直そう思っている。
彼女たちに共通しているマインドセット
ここまで17の特徴を挙げてきたけれど、突き詰めると根っこは一つだ。
自分の人生を、ちゃんと自分で生きている。
恋愛を軸に自分を定義していない。誰かに選んでもらうことを目標にしていない。イベントという場にいながら、出会いを「狩りに来た」という雰囲気が皆無。それが空気感として全身から出ていて、男性は理由もわからないまま引き寄せられていく。
心理学者エイブラハム・マズローが提唱した欲求の階層でいうと、フェロモン系の女性は承認欲求の段階をすでに超えていて、自己実現の段階にいる人が多い。承認を外から得ようとしていないから、求めない空気が自然と漂う。結果、周囲がその人の承認を得たくなる、という逆転が起きる。
今日から変えられること5つ
実際に変化を実感したイベント参加者の話からこれは良いなと思った行動を言ってくね。
まず、スマホを見る頻度を半分にしてみること。会場でスマホをいじっている女性と、ぼーっとしていても周囲を見渡している女性では、声をかけられる数が全然違う。スマホは、存在感を消すアイテムにもなってしまうんだよね。
次に、返事のスピードを少し落とすこと。会話の中でも、即答しすぎない。1秒だけ間を置く。それだけで、言葉に重みが出る。
香りへの投資は、量より質。ボディクリームやヘアオイルなど、肌や髪に直接なじむタイプの香りに変えてみると、自然な体温の乗り方になる。
自分の機嫌を自分で取れるようにしておくこと。誰かに会う前に、すでに気分がいい状態でいられると、場で何かを求めにいくモードにならなくて済む。
最後に、笑顔を義務にしない。笑いたいときだけ笑う、を一週間試してみると、笑ったときの価値がびっくりするくらい上がる。
フェロモンは生まれ持ったものだと思っている人が多いけれど、日々の習慣が積み重なった結果として、出すこともできるんだよ!

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