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彼氏が友達みたいで好きかわからない倦怠期か愛情の消滅か、別れるべきか後悔しない見極め方


イベントの受付をしていると、終わったあとに参加者から話しかけられることが多い。「今日楽しかったです」のあとに、ふと声が落ちて出てきた言葉が「実は彼氏のこと、好きかどうかわからなくなってきて…」だった。

Minaさん(26歳)がそれを話してくれたのは、会場の片付けがほぼ終わって、ほかの参加者がはけた後のこと。

「一緒にいると安心するんですよ。でもドキドキとか、全然ないんですよね。友達といるのと、何が違うのかもう…」

その言葉、すごくリアルだったんだよね。

目次

イベントで見てきた「友達みたい彼氏」のパターン

社会人イベントを何年も運営していると、カップルの話を横で聞く機会が本当に多い。参加者同士が知り合って付き合い始め、その後また別々に参加してくる。そういう人たちの話が、一番生々しくて参考になる。

Minaさんの場合、付き合って1年4ヶ月だった。最初の3ヶ月はLINEの通知音だけで胸が跳ねてたって言ってたのに、今は着信を見て「あー返さなきゃ」と思うことがあるらしい。

これ、冷めたパターンなの?

実は半々くらいある。

一つは、単純な慣れ。脳は慣れ親しんだ刺激に反応しなくなる。恋愛初期のドキドキは、相手を「未知の存在」として認識しているから起きる現象で、それが落ち着くのは関係が深まったサインでもある。愛着研究でいうコンパニオネイト・ラブ、静かで安定した愛の形がこれにあたる。

もう一つは、本当に感情が薄れてきているパターン。一緒にいてもぼんやりとした虚無がある、相手の話を聞いていない自分に気づいて罪悪感がある、でも別れたいとも思わない。この状態が続いているなら、それは少し別の話になってくる。


「情」と「愛情」を混同しているとき

イベントで何度も会ってるKさん(29歳)が、去年こんな話をしてた。

「3年付き合った彼氏と別れようとしたら、胸が痛くなって。やっぱり好きなのかなって思い直したんですよね」

でも、よく聞いたら彼の話は一切出てこなかった。出てきたのは「寂しくなりそう」「週末一人になる不安」「次の恋愛ができるか自信ない」。

それ、全部自分自身の不安なんだよね。

別れを考えたとき胸が痛むのは、愛情が残っているサインの場合もある。でも多くは、変化への恐怖と喪失感が引き起こす生理的な反応でもある。「好き」と「慣れ」と「情」と「依存」は、感覚がびっくりするくらい似ている。そこを混同したまま、ずるずる続けているカップルはイベント現場でもわりと見てきた。

見分けるポイントをひとつだけ言うなら、「彼がいなくなったとき、恋しいのは彼自身か、彼がいた時間か」。

これ、地味に残酷な問いで、答えを出すのに少し時間がかかる。


倦怠期か、愛情の消滅か

ここが一番難しいところ。

倦怠期は、感情が一時的に麻痺している状態に近い。関係がルーティン化して、互いへの意識が薄れているだけ。少し環境を変えると、普段なら気にならない相手の仕草にドキッとしたりする。旅行中に彼が誰かを助けてるのを見てなんか久しぶりに「あ、好きだ」ってなった、という話、複数人から聞いた。

愛情の消滅は、もう少し違う感触がある。

何かが戻ってきた感覚がない。刺激を与えてもフラット。相手への関心が、好意よりも義務感に近くなっている。電話が鳴るたびに、心のどこかで「またか」という音がする。

正直に言えば、この二つの境界線はグラデーションで、どこで線を引くかは人によってちがう。ただ、3ヶ月以上フラットな状態が続いているなら、倦怠期というより感情の変化として受け止めた方が誠実かもしれない。


別れるべきか、続けるべきか

Minaさんの話の続きをすると、彼女はその後もイベントに来てくれた。3ヶ月後、ちょっと顔が明るくなってたんだよね。聞いたら、まだ付き合ってるって言ってた。

「やっぱり別れたくないって気づいたんです。でも気づき方が変わった、という感じで」

どういうこと?と聞いたら、「彼に話したんです。ドキドキしなくなったこと、友達みたいで不安なこと、全部。そしたら彼も同じこと思ってたって」

そういうことか。

話してなかったんだよね、ずっと。不安を一人で抱えて、検索して、答えを探して、でも本人には一切言ってなかった。

別れるかどうかを考える前に、その感覚を相手と共有したことがあるか。これ、意外と大事なステップで、すっ飛ばして結論を出そうとしている人が多い。

話したうえで何も変わらないなら、それはそれで一つの答えになる。相手も同じように悩んでいた、なら二人で関係を作り直せる可能性がある。

どちらでもないなら、また少し時間が必要なだけかもしれない。


別れを選ぶときの「後悔しない基準」

どうしても結論を出さないといけない場面が来たとき、一つだけ自分に問いかけてみてほしいことがある。

「今の関係を続けることで、自分の感情が少しずつすり減っている感覚があるか」

相手が嫌いなわけじゃない、でも一緒にいるたびになんとなく自分が薄くなっていく感じがする。そういう場合は、別れが必ずしも悪い選択じゃない。

別れの後悔は、ほとんどの場合「あの時別れなければよかった」より「もっと早く決断すればよかった」から来る。これ、イベントで出会ってその後別れた人たちの話を聞いてきた中での、正直な観察。

反対に、「一緒にいると疲れることはあるけど、いなくなることは想像できない」なら、まだその関係には何かがある。

ドキドキがないことは、愛がないことを意味しない。ただ、何もないことが普通になっているなら、それは考えるタイミングだ。

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この記事を書いた人

社会人イベントサークル『Lien -リアン-』

広告代理店勤務を経て、社会人コミュニティサークルを立ち上げ。現在は20代後半〜40代を中心に、年間50回以上のイベント(メンバーの誕生日会、花見、クルージング、クリスマス等)を主催。

これまで2000人以上の男女の「出会いの瞬間」を最前線で観察。単なるマッチングではなく、「コミュニティの中で愛される男の立ち回り」を独自に理論化。

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