MENU

似た者同士の恋愛がうまくいかない本当の理由と、それでも続くカップルの共通点


社会人イベントを運営していると、毎回かならずこういうカップルを目にする。

出会った瞬間から話が止まらなくて、趣味も休日の過ごし方も驚くほど一致して、「運命かも」ってお互い思ってる、あの感じ。でも数ヶ月後にフォローを外されてて、あれ…ってなることが、正直多い。

似た者同士の恋愛って、なぜかスタートが最高なんだよね。でも、そのまま走り続けられるかどうかは、また別の話で。


目次

「似た者同士」には2種類ある、という話

似た者同士といっても中身がぜんぜん違う、価値観が似ている場合と、性格や思考のクセ・欠点が似ている場合。この2つは見た目はそっくりだけど、恋愛においての影響がまるで違う。

お金の使い方、仕事への姿勢、将来の家族観。こういった根幹の価値観が近いカップルは、長い目で見たとき驚くほどスムーズに関係が続く。喧嘩しても着地点が見つかりやすいし、大きな決断のたびに対立しない。これは心理学でいう「類似性の法則」にも裏付けされていて、人は自分と似た他者に対して好意を抱きやすく、その関係に安心感を感じる傾向がある。

でも、欠点や感情パターンが似ている場合はちょっと違う。

心配性同士、感情的になりやすい者同士、人の目を気にしすぎる者同士。こういう組み合わせは、喧嘩が起きたとき「同じ弱さを持つもの」がぶつかり合う状態になる。相手の不安を見て自分も不安になる。相手が責めると自分も責め返す。なぜか感情の嵐がいつも2倍になる(笑)。


イベントで見た、リアルな失敗パターン

うちのイベントで知り合ったある2人の話をしたい。

Aさんは30代前半の女性、Bさんは同い年の男性。共通点がありすぎて、初対面の席でずっと2人だけで話していたのを覚えている。音楽の趣味、転職経験、家族との距離感まで似ていた。

これは絶対うまくいくやつだ…そう思ってたら半年後に終わっていた。

後日Aさんから聞いたのは、「喧嘩したときに彼が黙り込んで、私も黙り込んで、結局何も解決しないまま終わる、の繰り返しだった」という話だった。2人とも感情を溜め込むタイプ。爆発はしないけど、じわじわ蓄積されて、最後は音もなく関係が終わっていた。

はぁって感じじゃんね、これ。

似ているから共感できる、は本当だった。でも、似ているから助け合えるかどうかは全く別問題だった、ということ。


うまくいかない5つのパターン

① 喧嘩が激化しやすい

感情的になるタイミングが似ていると、どちらかが冷静になる前にもう一方も燃え上がる。鎮火役がいない状態の喧嘩は、普通の倍しんどい。

② 同じ弱点で転ぶ

優柔不断同士だと、何も決まらない。「どこ行く?」「どこでもいい」「私もどこでもいい」がずっと続く、あの地獄。週末のたびに小さな積み木が崩れていく感じ。

③ 倦怠期が早い

刺激は「差」から生まれる。同じ感覚値、同じ反応、同じ笑いのツボ。それは心地よいけど、ときめきを維持するには摩擦がなさすぎる。「居心地いいけど、なんか物足りない」という言語化しにくい停滞感が出てくる。

④ どちらもリードできない

似た気質のカップルは、引っ張る役と支える役が分担されにくい。どちらも控えめなら関係が止まるし、どちらもグイグイ系なら主導権争いになる。

⑤ 共依存に近い状態になりやすい

これが一番気づきにくい。似た悩みを持つ者同士が支え合うのは素敵に見えるけど、ときに相手の弱さが自分の弱さを強化する構図になる。「あなたがいないとダメ」が互いに向き合っているとき、それは愛なのか依存なのか、境界線が曖昧になっていく。


それでも長続きするカップルが持っていた「3つの違い」

これも実際に見てきた話で、似た者同士で3年以上続いているカップルには、おもしろいほど共通点があった。

1つ目は、得意なことがずらしてある。

価値観は似ているけど、役割分担は自然に住み分けられていた。料理が得意な方が料理して、段取りが得意な方が旅行を計画する。似ているようで、できることの凸凹がちゃんとある。

2つ目は、喧嘩の「出口」を知っている。

感情パターンが似ていても、どちらかが「一旦置いておこう」と言える習慣がある。これ、すごく地味だけど実は核心的なスキルで。感情心理学でも、関係満足度に最も影響するのは「感情制御の柔軟性」だと言われている。

3つ目は、相手に飽きない工夫を意識している。

似た者同士の関係は、放っておくと空気になる。そこを知っていて、あえて新しい体験を一緒にする、相手の知らない趣味に触れる機会を作る、ということを意識的にやっている。まさかこんなシンプルなことが差になるのか、ってくらい、この意識があるかどうかで関係の鮮度が全然違う。


セルフチェック、あなたの関係はどっち?

正直、自分たちが「良い似た者同士」なのか「危険な似た者同士」なのか、渦中にいると見えにくい。

ざっくりした判断軸を置いておくと、喧嘩したあとに「また話し合えた」と思えるなら、似ていることは武器になっている。でも喧嘩のたびに「またこのパターンか」と思うなら、似ている欠点が出てきているサインかもしれない。

似ているから安心、の裏側には、似ているから成長しない、という落とし穴がある。それに気づけている人は強い。


似ているを活かすか、溺れるか

恋愛って、条件のゲームじゃないとは思う。でも、確かに言えるのは、似た者同士のカップルが長続きするかどうかは、似ているところより、違うところをどう扱うかで決まっている、ということ。お互いの違いに苛立ちを感じたとき、そこを「合わない」と切り捨てるか、「補い合える」と受け取るか。その違いだけで、関係の行方がじわじわと分かれていくんだよなぁ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

社会人イベントサークル『Lien -リアン-』

広告代理店勤務を経て、社会人コミュニティサークルを立ち上げ。現在は20代後半〜40代を中心に、年間50回以上のイベント(メンバーの誕生日会、花見、クルージング、クリスマス等)を主催。

これまで2000人以上の男女の「出会いの瞬間」を最前線で観察。単なるマッチングではなく、「コミュニティの中で愛される男の立ち回り」を独自に理論化。

社会人の恋愛は、テクニックより場と空気が9割
運営側だからこそ届く「女性メンバーからの本音のクレーム」や「絶賛の声」をベースにした、忖度なしの恋愛・コミュニケーション術を発信中。
アプリに疲れた社会人に活力を!

イベントは
GOTANDA G+ ライブカフェ&バー
141-0031 東京都品川区西五反田2-5-2 五反田東幸ビル2F
にて開催
詳しくはお問い合わせまで

コメント

コメントする

目次