MENU

おでこのシワでわかる性格と恋愛運・相手を見抜く人相のコツ

「あの人、おでこにシワあるけど大丈夫かな」

イベントの受付でスタッフ同士がそんな話をしていたことがある。深い意味なんてなかったはずなのに、なぜか耳に残ってしまって、それから参加者の額をつい確認してしまう癖がついた。よくない癖だとはわかっている。

この話題を出すと、参加者の反応は大きく分かれる。前のめりで自分の額を触りながら聞いてくる人もいれば、苦笑いしながら話をそらす人もいる。

社会人サークルを運営していると、恋愛や婚活の相談はいろんな形でやってくる。相手のことをもっと知りたいのに、数十分の会話だけでは決め手に欠ける。そんなとき、最後の最後で頼りにされるのは、結局のところ顔だ。中でもおでこは表情のクセが一番出やすい場所で、シワの入り方ひとつで与える印象がまるで変わる。

最近はマッチングアプリの普及で、写真だけで相手を判断する機会が増えた。だからこそ、実際に会って話す場では、余計に表情や仕草に意識が向くのかもしれない。画面越しではわからなかった額の動き、目の細め方、そういう生の情報を無意識に集めようとしている。

自分のシワが急に気になり始めたという三十代の参加者から相談を受けたこともあるし、初対面の相手の額を見て内心で相性を測っていたという声を聞いたこともある。良し悪しは別として、それくらい額というパーツはよく見られている。

額のシワは、ただの老化のサインというわけでもない。皮膚科の領域でも、眉を上げる、眉間に力を入れるといった表情の繰り返しがシワの定着に関わるとされていて、つまり日頃どんな表情を作りやすい人なのかが、そのままシワの形に表れてしまうということになる。人相学ではこれを性格や運勢の読み解きに古くから使ってきた。迷信のひとことで片付けるには、少し惜しいくらい日々の癖と結びついている話でもある。

まず本数から見ていきたい。くっきり一本だけ横に入っているタイプは、物事をまっすぐ受け止める人に多い。裏表がなく、思ったことをそのまま口にする。イベントでもこのタイプは初対面の会話がとにかく早い。名刺交換もそこそこに、もう趣味の話で盛り上がっている、なんて場面をよく見かける。

二本になると、少し慎重さが増す。決めるまでに時間をかける代わりに、決めたあとはブレない。恋愛でもすぐには心を開かないけれど、一度信頼した相手には驚くほど尽くすタイプが多い。

三本そろって平行に入っている相は、いわゆる吉相と呼ばれてきた。天紋、人紋、地紋という古い呼び方まであるくらいで、バランス感覚に優れた人、というのが近い読み方だろう。何事も一人で抱え込まず、周囲とうまく協調しながら物事を進めていくタイプに多い印象がある。

一方で、眉間寄りに縦のシワが刻まれているタイプは少し印象が分かれる。真剣に物事を考える人ほどこの縦ジワが出やすく、責任感が強くて頑張り屋な人が多い。ただし表情としては怒っているようにも見えてしまうため、初対面で損をしやすいのもこのタイプの特徴だ。何人もの参加者を見てきて思うのは、この縦ジワの人ほど、話してみると拍子抜けするくらい物腰が柔らかいということ。ぎゅっと眉間にシワを寄せて聞いていたと思ったら、ただ真剣に相槌を打っていただけだった、という場面は一度や二度じゃない。このタイプと関係を築くなら、最初の無口さや強張った表情に気後れしないことだ。距離を詰めるまでに時間がかかる分、一度懐に入れば長く続く関係になりやすい。

V字型に入るシワは負けず嫌いの相と読まれる。自分の力で結果を出したい人に多く、経営者や独立している参加者にこのタイプが目立つのも、たぶん偶然ではないのだろう。何かに打ち込んでいる時期の顔つきというのは、やっぱりどこかに出るものらしい。恋愛でも受け身より自分から動くタイプが多く、気になる相手にはまっすぐアプローチする傾向がある。押しに弱い人には少し刺激が強く感じられるかもしれないけれど、じれったい駆け引きが苦手な人には相性がいい。

シワの位置にも意味があるとされている。生え際に近い高い位置にできるシワは、理想や将来のビジョンを語るのが好きな人に多いと読まれる。話していると自然と将来の話になる相手は、このタイプかもしれない。逆に眉に近い低い位置のシワは、今目の前にあることに集中するタイプに多い。将来の話より、今日の食事や今この瞬間の会話を大事にする。どちらが良いという話ではなく、時間軸のどこを見て生きている人なのか、という違いだ。

逆にシワが薄い、あるいはほとんどない人はストレスの少ない性格と読まれやすい。ただこれは裏を返すと、悩みを表に出さない人という見方もできる。おでこがつるんとしていても、内側では相当考えている場合がある。額の滑らかさだけで安心しきるのは、少し早計かもしれない。

ちなみに、同じ横ジワでも成り立ちはまったく違うことがある。よく笑う人の目尻や口元に入る笑いジワと、心配事があるときに眉間や額に寄せるシワとでは、できる場所も深さも別物だ。前者は表情筋がゆるむ方向で刻まれ、後者は力が入る方向で刻まれる。同じ「シワが多い人」でも、明るく朗らかな笑いジワ寄りの人と、思考グセで眉間に力が入りやすい人とでは、恋愛での振る舞いもけっこう違ってくる。

ここで、自分のシワが気になっている人に伝えたいことがひとつある。縦ジワにしても横ジワにしても、人相学の世界ではむしろ苦労を重ねて成熟した証として語られることが多い。恋愛対象として見られなくなる、ということでは決してない。むしろ落ち着きや包容力として受け取られる場面のほうが、実際は多いように感じている。

二十代の頃は気にならなかったシワが三十代で急に目立ち始めて焦っている、という相談も何度か受けた。そのたびに伝えているのは、シワの有無より、その表情がどんな時間の積み重ねでできたものかということのほうが、相手にはずっと伝わっているという話だ。眉間のシワが深い人ほど、実は誰よりも真剣に人の話を聞いてきた人だったりする。

若いのに額のシワが目立つ、という相談も少なくない。人相学的には、若くして苦労人の相が出ている、という読み方をされることが多いけれど、これも捉え方次第だ。人より早くいろんな経験を重ねてきた証でもあるし、同世代よりひとまわり大人びた印象を与えている場合も多い。実際、イベントでも年齢より落ち着いて見える人のほうが、話の合う相手に出会いやすい傾向がある。焦って隠す必要はない。

前髪でおでこを隠す参加者も少なくない。隠したい気持ちはよくわかるけれど、実際に話してみると、前髪をあげて話してくれる人のほうが誠実な印象を持たれやすい傾向がある。隠す仕草そのものが、なんとなく距離を感じさせてしまうからかもしれない。額を見せることは、自分の表情の履歴を見せることでもある。怖がらなくていい。イベントで最終的にカップルになった人たちを振り返っても、額の綺麗さで選ばれたケースより、表情の奥にある人柄に惹かれて選ばれたケースのほうが圧倒的に多い。

では、相手のおでこから何が読めるのかという話に移りたい。婚活パーティーの現場では、初対面の数十分で相手をある程度判断しなければいけない場面がどうしても多くなる。会話の内容だけでなく、表情のクセや額の作りを無意識に見ている人は、思っている以上に多い。

誠実さを感じさせるのは、シワの向きが乱れていない相だと言われる。まっすぐ整ったシワの人は、性格的にも素直で裏表が少ない傾向がある。逆に途中でねじれていたり左右非対称に刻まれているシワは、頑固さや意固地な一面の表れと読まれることもある。会話の中でふとした頑固さが顔を出す瞬間があるかどうか、少し意識して見てみるといいかもしれない。ずっと同じ強張った表情のままの人より、話しているうちに緊張がほどけていく過程を見せてくれる人のほうが、素の性格に近いと感じることが多い。

第一印象で額の相が気になって距離を置きかけたのに、話してみたら印象がまるきり変わった、という場面も実際によくある。強く刻まれた縦ジワを見て身構えていた参加者が、相手の生い立ちの話を聞いた瞬間に表情を和らげる、なんてことは珍しくない。人相は入り口の情報であって、答え合わせは会話でしかできない。一度の印象で相手は違うと決めつけてしまうのは、正直かなりもったいない。額の相だけで機械的に相手を振り分けていたら、きっと出会えなかった相性もある。

結婚相手としての相性という点では、三本のシワがきれいに並ぶ相は、昔から良縁の兆しとされてきた。ただ実際のところ、これはあくまで入り口の目安でしかない。何十組ものカップルを見送ってきた立場から正直に言うと、額の相が理想的だったからうまくいったというカップルより、多少クセのあるシワでも会話を重ねて相性を確かめたカップルのほうが、圧倒的に長続きしている。

男女で反応が違うのも面白いところだ。女性は自分のシワを気にする人が多く、男性は相手のシワから性格を判断しようとする人が多い。どちらが正しいという話ではなく、見ている方向が違うだけなのだと思う。自分をどう見せるか気にする側と、相手をどう見るか気にする側。イベントの会場では、この二つの視線がすれ違ったまま盛り上がっていくことがよくある。どちらの視線にも共通しているのは、見た目の奥に何かを探そうとしている点だ。シワそのものより、シワの奥にある物語を知りたいだけなのかもしれない。

もうひとつ、現場でよく聞かれることがある。相手の額をじっと見るのは失礼にならないか、という質問だ。これは正直、見方次第としか言いようがない。値踏みするような視線は、相手にもだいたい伝わってしまう。そうではなく、表情の変化を楽しむくらいの感覚でいるほうがいい。笑ったときにできるシワ、真剣な話をしているときに寄る眉間のシワ、そのどちらもがその人の人柄を語っている。

会話のきっかけとしては、シワそのものを話題にする必要すらない。笑った瞬間の表情や、真剣な話をしているときの眉の動きに、さりげなく触れるだけで十分だ。今、真剣に考えてくれてるんだな、と伝わるひとことがあるだけで、相手の警戒はふっとゆるむ。人相を当てにいくより、表情の変化に気づいていることを伝えるほうが、よほど印象に残るよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次