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噛み癖のある彼氏の心理とは?痛い時に嫌われずやめてもらう伝え方

金曜夜の交流イベントが終わって、会場を片付けていた時のこと。手伝ってくれた26歳のリコさんが袖をまくった瞬間、腕にうっすら歯型が見えたの。「あ、これ彼氏です(笑)機嫌がいいとガブッて噛んでくるんですよ。何なんですかね、あれ」。笑ってたけど、目の奥はちょっと困ってた。聞けば付き合って半年、彼は職場だと物静かなタイプらしい。意外すぎる…。

社会人イベサーで婚活ほど堅くない、友達作りと恋活の中間みたいな場を続けてると、終了後の雑談がそのまま恋愛相談室になるのね。で、噛み癖の相談っ愛情なのか、ただの癖なのか、それとも何かのサインなのか、現場で集めてきた男性側の本音と、痛い時の伝え方、リコさんのその後まで、まるごと置いていくね。

■噛んでくる彼氏の頭の中。男性たちに直接聞いてみた

うちのサークル、飲み会の帰り道がいちばん本音が出る。ある夜、男性陣にこっそり聞いてみたの。彼女を噛んじゃう人っている?って。そしたら5人中2人が挙手。思ったよりいるじゃん…!

28歳営業職の彼の答えが象徴的だった。「可愛いが限界突破すると、気づいたら甘噛みしてるんすよね。理由とかないです」。そう、本人すら理屈をわかってない。これが噛み癖のリアルだと思う。だから彼に「なんで噛むの?」って真顔で聞いても、たぶん解決しないのよ。説明できないんだもん。観察するしかない。

心理学にはキュートアグレッションという言葉がある。可愛すぎるものを前にすると、ぎゅっと潰したい、噛みたいという衝動が湧く反応で、海外の大学の研究でも確認されてるの。赤ちゃんのほっぺをむにっとしたくなる、あの回路と同じ。攻撃じゃなくて、振り切れた感情を体がなんとか処理しようとしてるだけだと考える研究者もいる。好きの気持ちが容量オーバーすると、逆向きの行動で釣り合いを取ろうとするんだとか。人間の体、不思議すぎでしょ。噛んだ直後の彼がだいたい満足げな顔をしてるの、そういうことらしい(笑)

ふたつ目に多いのが独占欲。歯型って、あれ小さなマーキングなのよ。俺のものって言葉にするのは照れくさいから、行動で残す。首や肩を狙ってくる人にこの気配が濃い印象だった。32歳エンジニアの彼なんて「彼女が他の男と楽しそうに話してた日の夜は、つい強めになってたかも」って白状してたからね。おいおい(笑)

みっつ目は甘え。安心しきった相手の前でだけ出る、幼児返りに近い行動ね。外では頼れる先輩なのに、ふたりきりになると肩に噛みついてくる。そのギャップに戸惑うって相談、かなり多いんだよね。肌が触れ合うとオキシトシンというホルモンが出て安心感につながると言われてて、彼にとって噛むことが充電になってる可能性もある。本人いわく、落ち着くんだよなあって。彼女はクッションじゃないのよ、と言いたいところだけど、まあ気持ちはわからなくもない。子どもの頃の指しゃぶりの、大人版みたいなものかな。

言葉にするのが苦手なタイプも噛みがち。好きとか会いたかったとかを口にできない男性ほど、感情の出口が行動に寄るの。不器用な人ほど歯型で語る…って書くと切ないけど、現場ではあるあるなんだなあ。

残りは、彼女の反応を見たいだけのイタズラ心。25歳美容師の彼は「痛っ!って怒る顔が面白いんですよね」と悪びれない。小学生か!って全員でツッコんだけど、半分わかってやってるみたい。このタイプ、リアクションが薄いとあっさり飽きる傾向まであるから、過剰に騒がないのもひとつの手ね。それと、ストレス期に口まわりの癖が増えるパターンもある。爪噛みやペンを噛む頻度が上がってる時期と重なってたら、疲れのサインかもしれない。怒る前に、最近大丈夫?って声をかけると違う景色が見えたりするよ。あと、酔った夜だけ噛んでくる人は理性のフタが緩んでるだけで、素面の本音は同じ場所にある。

■噛む場所で意味は変わる?部位別に見た傾向

検索すると部位診断みたいな記事がずらっと出てくるよね。現場の肌感も混ぜて整理しておくと、腕と肩はじゃれ合いの延長で、いちばん多くて、いちばん意味が軽い。首や耳は距離ゼロの時しか噛めない場所だから、独占欲とか恋人モードの色が濃いめ。指は隣でスマホをいじってる時に多くて、構ってほしいの合図になりがち。頬はもう、可愛い爆発系。後頭部や背中にはむっとくるのは、もはや犬。深い意味を探すだけ無駄だと思う。

ただ、包み隠さず書くとね。男性側に聞いたら「場所?考えてないです。近かったとこ」って回答が圧倒的だったの(笑)部位の意味を深読みして一喜一憂するより、見るべきは強さと頻度。甘噛みで収まってるのか、跡が残るレベルなのか。本題はそっちだから。あと、付き合いたてに多くて、関係が落ち着くと自然に減っていくのも現場あるある。噛み癖って、関係の温度計みたいな側面もあるのよね。

■痛いのに言えない。リコさんが抱えてた本当の悩み

後日、リコさんとお茶をしながらゆっくり聞いたら、本音はこうだった。「正直、ズキッとする日もあって。でも、やめてって言って空気が悪くなるのが怖いんです。愛情なのはわかってるし…」

ああ、これなんだよなあと思った。噛み癖で検索する人の悩みの芯って、彼の心理そのものより、痛いと言えない自分の側にあることが多いの。嫌だと伝えたら好意を突き返すことになる気がするし、重い女認定も怖い。おまけにこの悩み、友達に話すとノロケ扱いで終わるのよ。リコさんも「ラブラブじゃんって笑われました(泣)」って。

比べる相手がいないせいで、これって普通?と自分の感覚まで信用できなくなるのも、この悩みの厄介なところ。痛いと感じる私が大げさなのかな、って。違うからね。痛みの基準はあなたの体にしかなくて、彼の好意の深さとは別の話なの。

でもね、我慢を続けた先を私は何組も見てきてる。痛みって積もるの。最初は平気だったのに、じわじわ触れられること自体が憂鬱になって、気づいたらスキンシップを全部避けるようになる。受付で見ててもわかるんだよ。彼が肩に手を回した瞬間、彼女の体が一瞬こわばるカップル。あれ、だいたい数ヶ月後には来なくなる。彼からすればある日突然冷たくなったように見えるけど、ほんとの火種は半年前の小さな我慢だったりする。

心理の世界でも、不快な接触を黙って受け続けると相手への好意そのものが目減りしていくという話はよく語られてる。我慢は優しさじゃなくて、時限爆弾に近い。痛いと伝えるのはわがままじゃなく、ふたりの関係のメンテナンスなんだよね。

■嫌われずにやめてもらう伝え方。リコさんの実例つき

先にNGから。噛まれた瞬間にブチギレる、無言で距離を取る、本人に言わずSNSで愚痴る。この3つはこじれやすい。特にSNSは、回り回って本人に届いた瞬間に信頼ごと崩れるから気をつけて。彼の中ではあくまで愛情だから、頭ごなしに否定されると人格ごと拒否された気分になっちゃうの。

うまく卒業させた人たちに共通してたのは、受け取りと要望をセットで渡す言い方。リコさんが実際に使ったのがこれ。

「くっつきたい気持ちはめちゃくちゃ嬉しいの。でも噛まれるとほんとに痛くて。ぎゅーにしてくれたら、もっと安心して寄れるんだけどな」

うまいでしょ。気持ちは受け取ってると最初に伝える。痛いという事実を、笑いに逃げず一回だけ真っすぐ言う。仕上げに代わりのスキンシップを指定する。やめてとだけ言われた彼は行き場を失うけど、ハグという出口があれば移れるんだよね。もっとライトにいくなら、痛いってば〜、ぎゅーなら歓迎です、くらいの茶化し混じりでも十分。彼のプライドを削らずに済むしね。

タイミングは噛まれた直後より、落ち着いてる時間帯。ご飯のあととか、並んで歩いてる時とか、寝る前のまったりタイムも狙い目。直後だと責めるニュアンスが強く出ちゃうから。それと、できれば対面で。LINEの文字って、こういう話題だけ妙に冷たく刺さるのよ。

伝えたあとの反応も観察しといて。しゅんとする彼には追い打ち禁止、すぐ別の話題に切り替えて引きずらせない。照れ隠しで茶化してくる彼には、笑顔のまま「でも本気だからね」とひと言だけ重ねる。流された…で終わらせないのがコツ。

癖だから一回では消えない。出ちゃった瞬間は、声をワントーン落として、痛い、ぎゅーのほうね、と短く軌道修正。怒鳴るより低い声、これが効く。逆にハグに切り替えてくれた時は、ちょっと大げさなくらい喜んで見せて。心理学でいう正の強化ってやつで、嬉しそうな反応をもらえた行動は定着していくの。ついでによく聞かれる、噛み返すのはあり?問題。やり返したら力加減を理解してくれた、なんて成功談も聞いたことはある。ただ彼の中で遊びとして公認された感が出て、むしろ公式行事になっちゃう危険もあるから、本気でやめてほしい人は混ぜない方が無難。

それでも続くなら、真剣バージョンを一度だけ。「前にも言ったけど、噛まれるのはほんとに苦手なの。私の気持ちも同じくらい大事にしてほしい」。ここまで言って届かない彼は、ほとんどいなかったよ。コツは、責める言葉じゃなく気持ちで語ること。あなたはひどい、より、私は痛い、の方が人は受け取りやすい。カウンセリングでいうアイメッセージってやつね。

リコさんの場合、伝えた直後は微妙な空気になったらしい。けどその夜、彼から、痛い思いさせてたんだなごめん、とLINEが来たんだって。なんだ、ちゃんと届くじゃんね。で、1ヶ月後のイベントにリコさんが来てくれて。ふわっと明るい顔で「最初は捨てられた子犬みたいな目をしてました(笑)でも今、彼ハグ魔です」って報告してくれた。か、可愛いやつめ…!と運営一同ほっこりした夜でした。

ちなみに、噛まれるのが別に嫌じゃない派もいるはず。それなら無理にやめさせなくていい。代わりにルールだけ先に作っておくと安心ね。跡が残る強さは禁止、人前では禁止、服の上だけはあり、みたいなライン引き。お互い笑って守れる線さえあれば、噛み癖はふたりだけの文化になる。

よくある困りごとも置いておくね。跡が残っちゃう問題は、写真に撮って見せた人の解決が早かった。彼、自分の歯型の生々しさを知らないから、視覚で突きつけると一発で青ざめるのよ。夏場や仕事で肌を出す人は、ここは死守ラインと場所まで指定していい。人前で噛んでくるのは、悪気というより独占アピールの公開版ね。恥ずかしいから家限定で、と線を引いたらピタッと収まった報告ばかりだったよ。

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この記事を書いた人

社会人イベントサークル『Lien -リアン-』

広告代理店勤務を経て、社会人コミュニティサークルを立ち上げ。現在は20代後半〜40代を中心に、年間50回以上のイベント(メンバーの誕生日会、花見、クルージング、クリスマス等)を主催。

これまで2000人以上の男女の「出会いの瞬間」を最前線で観察。単なるマッチングではなく、「コミュニティの中で愛される男の立ち回り」を独自に理論化。

社会人の恋愛は、テクニックより場と空気が9割
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