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女性から「いつ空いてる?」返信の正解とデートに進める方法

居酒屋のざわめきのなか、彼のスマホがふっと光った。「今度いつ空いてる?」女性からのLINE。画面を見た瞬間、彼の親指がぴたっと止まったんですよね。え、これって…脈あり?それともただのノリ…?

うちのサークルの交流会のあと、二次会のトイレ前でこっそり相談されたんです。「これ、どう返すのが正解なんですか…」声、完全に裏返ってた(笑)。

その動揺、わかるよねぇ。たった一言なのに、頭のなかは大渋滞。喜んでいいのか、ぬか喜びで終わるのか。返信を打っては消し、また打っては消し…見ていてちょっと愛おしい。

目次

「いつ空いてる?」は、半分だけ開いた扉

この一言の正体から、ほどいていきます。

「いつ空いてる?」は、扉が半分だけ開いた状態にいちばん近い。全開で腕を広げてるわけじゃない。かといって固く閉ざしてもいない。少し隙間を作って、あなたがノックしてくるのを待ってる。そんな温度感なんだよなぁ。

イベントを五年以上回して、何百組ぶんの最初のやり取りを横目で見てきた。そこで腑に落ちたことがある。女性がこの言葉を口にするとき、空気は脈あり寄り。ただし、確定ではない。ここを取り違えると、足をすくわれる。

会いたくもない相手のために、自分の予定をわざわざ空ける女性は少ない。時間って、好きな人に使いたいものだから。とはいえ、飲みの席のテンションは魔物でしてね(笑)。その場のノリで、ぽろっと出ちゃうこともある。言葉だけを御神託みたいに崇めるのは、ちょっと危うい。

見極めのヒントは、言葉の後ろに転がってる。向こうから言い出したのか、こっちの話の流れで出たのか。LINEの個別トークなのか、大勢のグループ内なのか。深夜のテンションで飛んできた一言なのか、シラフの昼間に届いたのか。同じ七文字でも、出どころで意味の重さがまるで変わる。みんなの前で軽く言われたなら、まだ社交辞令の余地が残ってる。一対一でぽつりと聞かれたなら、温度はぐっと上がるよね。

返信の速さ、絵文字の数、向こうが日程を絞ってくるかどうか。本気度の高い子は、こっちが日を出した瞬間に食い気味で「その日いけます!」が飛んでくる。反対に、具体的な日を投げた途端、急に歯切れが悪くなる…そういうときは、まあ、そっと察してあげるのが大人ってもんです。

返信ひとつで、未来が分岐する

ここからが肝心。返信の中身です。

いちばんやりがちで、いちばんもったいないのが「いつでも空いてるよ!」っていう全力の善意。気持ちは痛いほどわかる。早く会いたいもんね。でもこれ、相手に全部丸投げしてるのと変わらないの。

去年の春にサークルへ入ってきた彼が、まさにこれをやらかした。気になっていた女性から「いつ空いてる?」と聞かれて、満面の笑みで「いつでもいけます!」(笑)。一見、好印象に映る。ところが、そこから二週間ぴたりと返信が途絶えた。彼、しょんぼり肩を落として「なんでなんすかね…」って(泣)。

理由は、拍子抜けするほど単純。「じゃあいつにする?」の宿題を、まるごと相手に背負わせてしまったから。予定を組み立てる面倒を押し付けられた形になって、腰が重くなった。好意があっても、宿題は宿題。重いものは重い。

うまく転がる返信は、その逆をいく。日程を、こっちから二択で差し出す。「来週なら火曜の夜か、土曜の昼が空いてるよ。どっちが合いそう?」これで充分。相手は二つから選ぶだけだから、指がスッと動く。OKまでの道のりが、ぐっと短くなるんだ。

誘う中身のハードルを、少し下げておくのもコツ。初手からフルコースのディナーは、相手も身構える。お茶か、軽い一杯くらいが入り口としてはやさしい。前に相手が好きだと言っていたものを覚えていて、それに絡めて誘えたら満点に近い。甘いもの好きだった子に「気になってるカフェあるんだけど」と振る、みたいにね。覚えててくれたんだ、の小さな感動が、じわっと効いてくる。

同じ質問をされた別の参加者は、これをさらりとやってのけた。返事が来たのは数分後。「土曜いけます〜!」あっけなく決着。本人いわく、特別な小細工は何もしてないらしい。ただ、相手が打ち返しやすいボールを、ひとつ置いただけ。

返信の速さも、地味にものを言う。即レスは暇人っぽいと身構える人がいるけど、好きな相手からの連絡を、わざわざ半日寝かせる意味なんてない。気づいたタイミングで、自然に返す。数時間以内なら、ちょうどいい体温に収まるはず。

文章量や絵文字は、相手の鏡になるとうまくいく。向こうが短文なら、こっちも短く。絵文字多めなら、こっちも少しだけ温度を上げる。歩幅をそろえると、相手は理由もわからないまま居心地のよさを感じてくれる。

注意点をひとつ。日程を詰めたいあまり「来週は?再来週は?月末は?」と質問を畳みかけるのは、完全に逆効果。スケジュールの取り調べみたいになって、相手がすっと引く。二択を出して、あとはゆだねる。それで動かないなら、そのとき考えればいい話。

脈なしのサインも、静かに見ておく

威勢のいい話ばかりするのもフェアじゃないので、引き際の話も少しだけ。

誘ったときの返事がいつも「忙しくて〜」で、しかも代わりの日が一向に出てこない。「落ち着いたらこっちから連絡するね」が続く。既読のまま何日も沈黙が居座る。このあたりが重なってきたら、扉は静かに閉じかけてるのかもしれない。

ここで肝心なのは、しがみつかないこと。追いLINEを重ねるほど、印象はしぼんでいく。脈が薄いと感じたら、いったん引いて、自分の時間を耕すほうが結果的に見栄えがいい。余裕のある人は、それだけで魅力が戻ってくることもあるしね。去り際のきれいさが、次のチャンスの伏線になる。これ、けっこうほんと。

約束が取れてからが、本当のスタート

日程が決まった。やった!…で安心して終われないのが、恋愛のやっかいなところ。

会う約束は、ゴールテープじゃない。スタートラインなんだよね。むしろ、ここからが本編。せっかく半分開いた扉を、自分の手で閉じてしまう人を、何人も見送ってきたから。

最初に会う場所選びも、意外と差が出る。初回からコース料理の店は、相手の逃げ場を奪って重い。一杯で切り上げられるバルや、二時間ほどで席を立てる昼のカフェくらいが、ほどよい塩梅。短く、ちょっぴり物足りないところで終わると、またすぐ会いたいなの芽がぽっと出る。腹八分の魔法。昼の時間帯を選ぶと、相手の警戒もほどけやすいしね。

会っているあいだの過ごし方で、ひとつ。自己アピールに必死になりすぎないこと。以前、面接みたいに経歴と趣味を喋り倒して撃沈した参加者がいた。本人は場を盛り上げてるつもり(笑)。でも相手からすれば、置いてけぼり。聞き役に回って、相手の話に素直に笑うだけで、空気はふっとほどける。沈黙を埋めようと焦らなくていい。間がもてる人のほうが、なぜか安心される。

それから白状すると、いちばんもったいない失速パターンがある。デートは盛り上がった。手応えも上々。なのに翌朝から「おはよう☀」の連投が始まっちゃう人。よかれと思ってのことなんだけどね。まだ恋人でもない段階での過剰接触は、相手の生活にずかずか踏み込む感じになって、急にスンッと熱が引く。

真逆の自滅もある。最高のデートのあと、変に駆け引きを気取って二週間も音信不通。温まりかけた空気が、放置でキンキンに冷える。冷蔵庫で固まったバターを、もう一度やわらかく戻すのは、けっこう骨が折れるんだ。

正解はたぶん、その真ん中あたり。会った夜か翌日に「今日たのしかった、ありがとう」を一通だけ。あとは相手のペースを横目に、二、三日に一度くらいの自然なやり取り。そこへ、次に会う口実をさらっと忍ばせておく。「この前話してたあの店、近いうちに行ってみよ」みたいにね。点を、線にしていく地道な作業。

脈ありかも、を、脈ありに変える

脈ありかも、を、本物へ。これは派手な決め技じゃなく、地味な積み重ねで決着がつく。

二回、三回と会えているなら、それ自体がもう答えに近い。気のない相手と、人は何度も時間を共にしない。回を重ねるたび、会話の距離を少しずつ詰めていく。敬語がほどけて、下の名前で呼び合って、ちょっとした弱音をこぼせるようになる。仕事のグチでも、昔の失敗でも、ほんの少し情けない自分を見せられた相手には、人は心を開きやすい。完璧な人より、隙のある人に、ほっとするものだから。この小さな変化の連なりが、友達と恋人のあいだに架かった細い吊り橋を、一歩ずつ渡らせてくれるよ。

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