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振った相手を好きになる女性心理と復縁を成功させる方法

うちのイベントサークルで出会った女性から、こんな話を聞いた。

「2年前に断った男性のことが、最近なぜか頭から離れなくて。自分でもよくわからないんですよね」

26歳、仕事も充実していてどちらかといえばサバサバ系に見えた彼女が、そわそわした様子でそう打ち明けてくれた。振ったのは自分なのに、相手が少しずつ距離を置き始めたとたん急に気になり始めたと。

これ、イベントを運営していると本当によく見る光景なんだよね。

振られた人が立ち直るより早く、振った側が揺れ始める。相手が別の誰かに目を向けた瞬間、もしくは久しぶりに再会して以前と雰囲気が変わっていたとき、突然「あれ、なんか気になるな」ってなる。

なぜそうなるのか。その感情はどこからきていて、どう扱えばいいのか。復縁を考えるなら、どう動くのが現実的なのか。「振ったくせに今更」と自己嫌悪になる前に、まずその感情を知っておいてほしい。

目次

振った相手を好きになる、7つの心理

①手に入らなくなったとき、脳が反応する

心理学でいう希少性の原理に近い話で、いつでも手に入るものより、失いかけているもののほうが価値を感じやすい傾向がある。

相手がこちらへの関心をやめた、もしくは別の誰かに向き始めた。そのタイミングで急に気になり始めたなら、純粋な恋愛感情というより、喪失への反応が動いている可能性がある。感情は正直に見えて、かなりタチが悪い。

知っていても止められないのが人間だから、責める必要はない。ただ、その感情の正体を少し疑う視点を持っておくと、次の行動を間違えにくくなる。一度立ち止まれるかどうかで、その後がけっこう変わる。

②承認の供給源が突然なくなった

好きじゃなくても、自分を気にかけてくれる人がいる状態は、知らないうちに心の安定剤になっていることがある。連絡が来る、気遣われる、名前を覚えてもらっている。それだけで十分に安心できていたりするじゃん。

それが突然なくなったとき、欠乏感が生まれる。愛されているという感覚の喪失、と言い換えてもいい。

恋愛感情とは少し違う。でも、その区別を自分の内側からするのは難しい。「好きになった」と自覚されるとき、実は「なくなって困った」という感情が先に来ているケースがある。その動機ごと否定する必要はないけれど、知っておくと動き方が変わる。

③回避型のアタッチメントという動き方

愛着スタイルの研究に、回避型と呼ばれるパターンがある。相手が近づいてくると距離を取りたくなるのに、離れていくと追いかけたくなる、という動き方。

「断ったのに後追いしてしまう」を繰り返している感覚があるなら、このパターンに近い可能性がある。恋愛が悪いわけじゃなく、距離感の感じ方に傾向があるというだけ。ただ、このまま動き続けると、似たような関係を繰り返しやすい。

うちのサークルで見てきた中にも、この動き方をする女性が何人かいた。振って、距離を置かれて、動いて、うまくいかなくて、また同じ流れになる。原因が自分の外にあると思っているうちは、変わらないことが多い。

④相手が変わって見えた

再会のタイミングで、以前と印象が変わっていた、というケースも多い。

落ち着いた雰囲気になっていた、話し方に余裕が出ていた、なんとなく顔つきが変わっていた。そういう変化に触れると、脳は相手への評価をゼロから更新し始める。時間と変化が、もう一度スタート地点に立たせることがある。

これは比較的、純粋な感情の芽生えに近い。以前と違う人間として相手を見ているわけだから、当然の反応といえばそうだ。

⑤孤独や将来不安が重なるタイミング

友人の結婚ラッシュが来た、職場環境が変わった、ひとりの夜が増えた。そういうタイミングに、断った相手への記憶が浮かびやすくなる。

好きという感情というより、あの頃の安心感を求めているケースも多い。それが悪いとは言わないし、そういう気持ちになること自体は自然だ。ただ、その感情のまま行動に移すと後悔しやすい。少し落ち着いてから考えても遅くはない。

「あのとき断らなければよかった」という後悔と、「今のこの人が好き」という感情は別物で、両方が同時に混ざっていることも多い。

⑥別の恋がうまくいっていないときの逃避

好きな人への気持ちが報われなかった、最近の恋愛で傷ついた。そういうときに、自分をまっすぐ好きでいてくれた人への感情が蘇ることがある。あの関係は安全だったから。

相手への感情なのか、安心できた場所への郷愁なのか。進める前に確認する価値がある。相手をそういう形で利用することになりかねない、という面も含めて。

⑦気づくのが遅かっただけ、というケース

感情は直線的に育たない。あとになってから解凍されることも、じわじわと積み上がることもある。上の6つに当てはまる感覚がないなら、その感情は本物かもしれない。すべてに疑いをかける必要はない。


その感情が本物かどうか、確認する目安

自分の感情は、自分では一番わからなかったりする。都合のいい解釈をしやすいし、本音と感情が混ざりやすい。一つの目安として、こんな問いを立ててみるといい。

相手が別の誰かと幸せになったとして、心から喜べるか。

もやもやする、なんとなく胸が痛い。そういう反応があるなら、本物に近い感情が動いている。逆に「それはそれでいいか」と思えるなら、相手への愛情より別の感情が先に来ている可能性がある。

うちのサークルで出会ったある30代女性は、断った相手のSNSで別の女性との写真を見たとき、「手が震えた」と話してくれた。

自分でもびっくりして、そこで初めて「あ、本当に好きなんだ」ってなったと言っていた。感情は、案外こういう形で教えてくれる。自分が思っていた以上に、その人のことを見ていたんだよね。

もう一つ、時間軸で確認する方法もある。1ヶ月後の自分が「やっぱり好きだな」と思えているかどうか。感情の勢いで行動するのではなく、少し時間をかけて確認すること。それだけでも、衝動的な失敗はかなり防げる。


振った相手への復縁を成功させる5ステップ

行動に移すと決めたなら、順番がある。感情のまま突っ走ると、逆に遠ざかる。

STEP1 冷却期間を置く

振ったあとすぐに連絡するのは、ほぼ確実に逆効果。

相手にはまだ傷が残っている可能性があるし、「また都合よく引き戻そうとしている」と感じさせるリスクが高い。一定の時間を置くことは、誠意の表れでもある。目安は1〜3ヶ月。

その期間に何をするかで、再会したときの印象が変わってくる。何もせず待っているだけか、何か変化をつくれるかで、再会したときの空気が全然違う。

STEP2 自分に変化を作る

見た目でも、話せる話題の幅でも、仕事でも。何か変化がある状態で再会するほうがいい。

変わっていない自分が連絡しても、相手の中のあのときの印象をなぞるだけになりやすい。大きな変化じゃなくていい。ヘアスタイルが変わった、新しいことを始めた、それだけで雰囲気はかなり変わる。

「なんか変わったね」の一言が、その後の会話の流れを変える。冷却期間と自己変化は、セットで考えるといい。

STEP3 自然な理由で連絡する

「元気ですか?」から始めるのは、実はかなり難しい出だし。唐突で、「何の用?」という警戒を生みやすい。

共通の知人の話、以前盛り上がっていた話題のつづき、相手が興味を持っていたことへの言及。そういう入り口のほうが、会話が自然につながりやすい。

このとき、復縁の意図はまだ出さない。まず話せる関係に戻ることを目的にする。意図が滲み出ると、相手は身構える。

STEP4 友人として関係を積み重ねる

一度会えたとしても、すぐに距離を詰めようとするのは逆効果になりやすい。

ご飯でも、カフェでも、気軽に会える関係を少しずつ積み重ねる。そこで以前と違う自分を見せることが、相手の中の評価を更新させる。

焦りは態度に滲み出る。相手はそれを意外と敏感に読む。「また会いたいな」と相手が自然に思うような時間を積み上げることが、この段階のゴールになる。

会う頻度を焦って増やそうとしない。相手がこちらからの連絡を待ち始めたくらいのペースが、ちょうどいい。

STEP5 気持ちを伝えるのは関係ができてから

関係が少し温まってきたと感じたタイミングで、はじめて感情を伝える余地が生まれる。

このとき大切なのは、「付き合いたい」という要求より、もう一度ちゃんと見ていたいという姿勢を伝えること。相手に選ぶ余地を残す形で話す。

先ほどの女性の話に戻ると。彼女は3ヶ月の冷却期間を置いてから、共通の趣味の話題を入口に連絡をした。その後2回ほど食事に行き、4ヶ月後に気持ちを伝えて、復縁が成立した。

(あの展開は、見ていて本当によかったなぁ)

ただ、うまくいくかどうかは正直わからない。相手の状況も、気持ちも、タイミングも、全部そろって初めて成立する。それを受け入れた上で動けるかどうかが、最初の問いになる。


やってはいけない行動

突然の感情告白はリスクが高い。相手の準備ができていないまま感情をぶつけると、引かれる確率が上がる。

SNSへのリアクションを急に増やすのも逆効果。頻繁な反応が続くと相手は警戒し始めて、むしろブロックに近い動きをすることもある。

断ったことへの謝罪から入るのも要注意で、罪悪感を背負わせる入り口は相手に重さを感じさせやすい。謝罪は感情の整理のためにやりたいだけで、相手への誠意とは別の話になりやすい。

感情が高ぶっているときに動かないこと。それだけで、かなりの失敗が防げるよ。

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この記事を書いた人

社会人イベントサークル『Lien -リアン-』

広告代理店勤務を経て、社会人コミュニティサークルを立ち上げ。現在は20代後半〜40代を中心に、年間50回以上のイベント(メンバーの誕生日会、花見、クルージング、クリスマス等)を主催。

これまで2000人以上の男女の「出会いの瞬間」を最前線で観察。単なるマッチングではなく、「コミュニティの中で愛される男の立ち回り」を独自に理論化。

社会人の恋愛は、テクニックより場と空気が9割
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