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無邪気な女性に惹かれる男性心理|ぶりっこに見えないコツ

金曜の夜、うちのサークルの飲み会でのこと。隅の席で、ひとりの女性がだれかの渾身の滑った話に、肩を震わせて笑ってた。お腹をかかえて、目尻に涙をためて、ぷっと吹き出すあの感じ。隣にいた男性の表情が、ふっとゆるんだのを私は見逃さなかった。その瞬間、テーブルの空気がやわらかくなったんだよね。

別のテーブルでは、髪をくるくる巻きながら、計算された角度で小首をかしげる女性がいた。可愛い。文句なしに可愛い。なのに、男性たちの視線はなぜか長く留まらない。さっきの、げらげら笑ってた子のほうへ、自然と人が寄っていく。この差って、なんなんだろう、無邪気な子はなぜモテるのか。

目次

男性が無邪気な女性に惹かれる、その正体

うちのイベントを何年も回してきて、男性が無邪気な女性に弱いのは、可愛いからじゃない。そばにいると、自分の鎧を脱げるから。これ、けっこう見落とされがち。

無邪気な人の前だと、男性って妙にリラックスするんだよ。かっこつけなくていい、滑ってもいい、ちょっとダサい部分を見せても笑って受け止めてもらえる。あの安心感が、じわじわ効いてくる。

恋愛心理の世界でも、内側を見せ合うほど距離が縮むって言われてる。自己開示ってやつ。無邪気な女性は、嬉しい・楽しい・気になる、そんな感情を隠さずぽろっと出す。だから相手も、つられて自分をひらきやすくなるわけ。会話のキャッチボールが、いつのまにか心をひらき合う時間に変わってる。

うちの会で出会ったある男性が、ぽつりとこぼしてた。あの子といると、自分が面白い人間になった気がするんだよなぁ、って。彼女が大げさなくらい反応してくれるから、自分の言葉に値打ちがあるように思えた、と。これ、演技じゃ絶対に出せない。本気で面白がってる目だったから、彼の胸に刺さったんだ。

今でも覚えてる場面がある。普段はあまり喋らない物静かな男性が、ある女性の前ではぐいぐい話してた。なんでかって、彼女が彼の趣味の話に、それ何それ、もっと聞かせて、って前のめりで食いついたから。へえ!すごっ!って、いちいち目を丸くして。あとで本人に聞いたら、あんなに自分の話を聞いてくれる人、初めてだったって、ちょっと照れてた。無邪気な好奇心が、相手の口をひらかせる鍵になることもあるんだよね。

あと、これも大きい。無邪気な女性との関係って、とにかく軽い。気をつかって言葉を選ぶ必要も、相手の機嫌をうかがう緊張もない。連絡だってそう。駆け引きで返信を遅らせる子より、会えて嬉しかった!ってすぐ送ってくる子のほうが、男性はずっと心地いい。腹の探り合いがないだけで、人はこんなにラクになれるのか、って。

…結局、無邪気さの正体は、相手を肯定する力なのかもしれない。あなたが楽しそうにしてるだけで、目の前の人は自分を許せる。そこに、男はやられる。

無邪気と無神経は、紙一重

ここで大事な話をひとつ。無邪気をはき違えると、一瞬で逆効果になる。

あの時のことを思い出す。新しく入ってきた女性が、無邪気って思ったことをなんでも口に出すことだ、と勘違いしてた。その服どこで買ったんですか、ちょっと地味じゃないですか、みたいな一言を、悪気ゼロでぶつけちゃう。本人はあっけらかんとしてる。でも言われた側は、ぴしっと固まる。場が、しーんとなる瞬間(笑)。

無邪気と無神経は、見た目が似てるだけでまるで別物。

片方は、自分の感情をオープンにする。もう片方は、相手の気持ちをすっ飛ばす。守ってあげたくなる隙と、ただ配慮が足りない言動は、違う。

それと、男性がそっと距離を取るパターンがもうひとつ。自分の話ばっかりする無邪気。テンション高めに、楽しそうに、延々と自分のことを喋り続けちゃう。最初は微笑ましいんだけど、こっちの話に興味を示してくれないと、この子、僕に関心ないのかな、って空気になっていく。無邪気の核は、外へ開いてること。自分が楽しむだけで終わらず、目の前の相手にも光を当てられるか。

ぶりっこに見える人と、無邪気に見える人

イベントで両方を山ほど見てきて、決定的な違いがやっと腑に落ちた。

ぶりっこに見える子は、可愛く見せたい目的が透けてる。男性がこっちを見た瞬間だけ声のトーンが上がるとか。だれも見てないとケロッと普段の顔に戻るとか。男性って、その温度差に意外と敏感なんだよね。

ある男性が、ぼそっと本音をこぼしてた。作られた可愛さって、見抜くと一気にしらけるんだよな、って。なんでだろうって掘り下げたら、自分が試されてる気がするから、だって。可愛く見せるための仕掛けに気づいた瞬間、相手じゃなくて自分が観察されてた側だったと知る。…あの感覚、男性にとってはけっこう萎えるらしい。

無邪気な子は、だれが見てても変わらない。好きなものを見つけたら、相手が見てようがいまいが、目がきらっと光る。スイッチが、そもそも無い。だから裏を感じさせない。

ここで、どうしても伝えたいことがある。三十代の女性が、相談に来たことがあって。この歳で無邪気って痛くないですか…?って、消え入りそうな声で、ため息まじりに。

でもね。その人が、運ばれてきたデザートを見て、わあっ、て顔をほころばせた瞬間。隣の男性が、ふわっと笑ったの。年齢なんて、まるで関係なかった。むしろ、落ち着いた大人がふいに見せる無防備な笑顔。あのギャップに、人の心は動く。痛いのは年齢じゃない。可愛く見せようとする計算が透けたとき。

無邪気な女性は遊ばれる?それとも本命?

ここ、地味に気になってる人、多いと思う。無邪気だと軽く扱われて、遊ばれて終わるんじゃないか、っていう不安。

現場で見てきた感覚で言うと、答えはどっちもある。差をつくるのは、無邪気さそのものじゃない。

ただ明るくて隙だらけなだけだと、その場のノリを盛り上げる存在で止まりやすい。一緒にいて楽しい、でも、それ以上の重みがつかない。逆に、無邪気さの奥に芯がある人は、扱いがまるで変わる。自分の意見はちゃんと持ってる、嫌なことは嫌って言える、流されない。子どもっぽい無防備さと、ぶれない強さ。この落差に、男性はふいに真剣な顔になったりする。

うちの会で結ばれたカップルを思い返しても、女性側はだいたいこのタイプ。騒ぐときは全力で楽しむのに、いざってときは妙にしっかりしてる。そのコントラストが、軽い相手と本気で向き合いたい相手を、くっきり分けてた。

無邪気になるコツは、我慢をやめること

先に言っておくと、無邪気は新しく身につけるスキルじゃない。元々持ってたのに、押し込めてるだけ。大人になる途中で、はしゃぐと恥ずかしい、感情を出すと子どもっぽい、そう刷り込まれて、心の蓋をぎゅっと閉めちゃっただけなんだよね。

弱みを見せないように、なめられないように。肩に力を入れて生きてきた人ほど、蓋は固くしまってる。それ、悪いことじゃない。ちゃんと社会を渡ってきた証拠。ただ、恋愛の場面でまで同じ鎧を着てると、相手も身構えたまま、ってだけの話で。

だから、やることは拍子抜けするほど単純。我慢を、ほどく。

美味しいものを口に入れた瞬間、頭の中で、うわ、これ好きって声がしてるなら、その声をそのまま外に出す。面白い話には、声を立てて笑う。気になることがあったら、それ気になる、教えて、ってまっすぐ聞く。反応を噛み殺すクセを、少しずつゆるめていく。

うちのサークルに、見違えるほど変わった子がいた。最初は周りの目が気になって、笑うときも口元を手で隠してたんだ。それが半年くらい通ううちに、けらけら笑えるようになって。本人いわく、ここは笑っても平気な場所だって、体が覚えたらしい。そしたら、彼女の周りに、人が自然と集まりだした。可愛くなろうとしたわけじゃないのに。蓋を、開けただけ。

好きなものを、好きってちゃんと声に出す。これも案外バカにできない。この曲いい、この店また来たい、今日来てよかった。心が動いた瞬間を、見て見ぬふりしないってこと。気持ちが上向く相手のそばに、人は居たくなるものだから。

あと、地味に効くやつ。自分の小さなしくじりを、笑い飛ばせること。注文を間違えた、道に迷った、盛大に噛んだ。そんなとき、深刻にならずに、やっちゃった!って笑える人。あの軽やかさに、男性はほっと力が抜ける。完璧じゃない隙が、近づきやすさに変わるから。

ひとつ気をつけたいのは、自分を下げすぎないこと。無邪気と自虐は、まったく違う。私なんて、どうせ、って後ろ向きな言葉が増えると、せっかくの可愛げが引っ込む。自分を笑い飛ばすのと、自分を貶めるのは、似てるようで真逆なんだよね。ぱっと転んで、ぱっと立ち直る。その身軽さが、無邪気さの近くにある。

そして、ここがいちばん大きいのかもしれない。周りの女性と自分を、比べるのをやめる。あの子のほうが可愛い、若い、細い。心の中で点数をつけ始めた瞬間に、顔から無邪気な光がすっと消える。比べてる目つきって、不思議とにじみ出るんだよ。目の前の相手と、この瞬間にだけ集中する。それだけで、表情はぐっとほどけるよ。

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