「容姿には自信あるのに、なぜか婚活でうまくいかない」
そう打ち明けてくれたのは、社会人イベントサークルに何度も参加していた、30歳のAさん。モデル体型で笑顔もきれい。正直、最初に会ったとき(この人、絶対モテるでしょ…)って思った。
でも、3回参加しても「また会いたい」がほぼゼロ。
なぜ?
その答えを探るうちに、婚活パーティーで美人なのに選ばれない女性には、ある共通した行動パターンがあることに気づいた。現場を何百回と回してきた目線でいうと、これ、外見とは全然関係ない話なんよね。
「美人だから大丈夫」という油断が一番やばい
婚活パーティーの開場直後、部屋の空気ってふわっと変わる瞬間がある。参加者全員が「どんな人がいるかな」って視線を走らせる、あのそわそわした感じ。
そこで美人な女性が入ってくると、確かに男性の目線は集まる。でもそこで終わりじゃない。むしろそこからが勝負で、見た目が良い分だけ「行動しなくても声をかけてもらえる」という錯覚が生まれやすい。
Aさんも最初の頃、席についてスマホを触りながら「誰か来るでしょ」みたいな空気を出してたって、後から本人が言ってた。
(あの頃の自分、受付カウンターのお姉さんみたいな顔してた気がする…)
って笑いながら話してくれたけど、正直あの態度、男性側からは「話しかけるなオーラ」に見えてたと思う。容姿がいいほど、この壁は厚くなる。
NG行動① 「待ちの姿勢」で会場の壁際キープ
婚活パーティーの会場を俯瞰してみると、動き回る人と壁際で固まっている人にくっきり分かれる。
話しかけられた数が多い人って、ほぼ例外なく「自分から移動している」んよね。飲み物を取りに行ったついでに隣の人に声をかけるとか、席替えのタイミングで先に動くとか。
受け身でいると、どんなに顔がきれいでも「あ、話しかけにくい人だったな」で終わる。男性だって緊張してるわけだし、近寄りやすい人のとこに流れていくのは当然っしょ。
NG行動② 愛想笑いだけで会話が深まらない
これ、本当によく見るやつ。
「そうなんですね〜」「へえ、すごいですね!」の無限ループ。
相手の話を聞いているようで、実は何も返していない。男性は「話を聞いてもらった感」はあるけど、「この人ともっと話したい」とはならない。なぜかって、自分のことを何も知れないから。
恋愛心理の分野では「自己開示の返報性」って言われてる。相手が自分のことを話してくれると、こちらも話したくなる心理のこと。愛想笑いだけでは、この流れが一切生まれない。
たった一言「私も似たようなことあって〜」って差し込むだけで、会話のレイヤーがぐっと変わる。
NG行動③ 「この人でいいか」モードが顔に出てる
婚活パーティー、参加者の顔って正直めちゃくちゃ読める。
「この人、全然タイプじゃないけど話してる」って顔、思ってるより全部バレてる。目が笑ってない、相槌が機械的、体が少しだけ斜めを向いてる…。
人間ってすごくて、相手が自分に興味を持っているかどうかを無意識のうちに感じ取る。心理学でいうと「メラビアンの法則」的な話で、言葉より表情・視線・体の向きの方が何倍も情報量が多い。
「この人じゃないな」と思ってても、その時間を誠実に過ごしている人は、口コミや紹介でちゃんとつながっていく。逆に、タイプじゃない人への態度がひどいと、それを見ている人から一気に評価が下がる。婚活パーティーって意外とそういう細かいとこ、全員が見てるんよね。
NG行動④ 見た目への自信が「高飛車に見える雰囲気」を作っている
Aさんとは別の話なんだけど、私のイベントに常連で来てたBさん(25歳・元読者モデル)のこと。
第一印象は文句なし。でも何回参加しても男が来ない。不思議に思って、男性参加者に(こっそり)聞いてみたことがある。
「なんか…話しかけた後も、試されてる感じがして疲れた」
本人にそのつもりは一切なかったと思う。でも、自分の外見に自信がある人が無意識にやりがちな「品定めしてる空気」って、じんわり伝わるんよね。にこにこしてるのに、どこか値踏みしてるような目線というか。
Bさんはその話を聞いてから、意識して「自分から先に弱いとこを出す」ようにしたって言ってた。「私、方向音痴すぎてやばくて」「緊張すると早口になっちゃうんです」みたいな、小さい自己開示。
そこから3ヶ月で、交際に発展した。
NG行動⑤ 会話の「ボール」を持ちすぎている
話し上手な女性にありがちなパターン。
自分のエピソードが面白いから、つい話し続けてしまう。場は盛り上がる。笑いも起きる。でも、男性は少し置いてけぼりになってる。
婚活パーティーで「また会いたい」と思われるのって、「楽しかった人」より「自分がたくさん話せた人」な場合が多い。人は自分の話を聞いてもらえた相手を好きになりやすいっていう、シンプルだけど確かな心理がある。
30秒話したら、一回ボールを渡す。「〇〇さんはどうですか?」のひと言だけで、空気ってがらりと変わる。
NG行動⑥ 婚活パーティーの「選び方」がそもそもズレてた
これは完全に盲点だったって人、多い。
婚活パーティーにはいろんな種類があって、年齢層・参加人数・コンセプトがバラバラ。大人数のパーティーって、実はコミュニケーションが得意な人や社交的なタイプが有利になりやすい。内向的だったり、じっくり話したいタイプの女性が大人数会場に行くと、「話せなかった」で終わることが多い。
Aさんがうまくいきはじめたのも、大人数から少人数・趣味コンセプト型に切り替えてから。「料理好き同士で集まる」系のイベントに参加したら、初回でカードを3枚もらってた。
(え、私こんなにしゃべれたっけ…)
って本人が一番びっくりしてたのが印象的だった。場の選び方ひとつで、同じ人間がまったく違って見える。
NG行動⑦ 婚活を「就活」みたいにやっている
これ、言い方がきついかもしれないけど、正直ずっと思ってたこと。
「婚活ノート」を持参して、相手のスペックをメモしてる女性を見たことがある。真面目さは伝わる。でも、隣に座った男性が「なんか面接みたいだった」と言っていた。
婚活って確かに目的意識が大事。でも、その「目的感」が前に出すぎると、相手は「パートナー候補として審査されている」感を覚える。ぎゅっと肩に力が入った状態で、自然な関係が生まれるわけがない。
目的を持ちながら、でも今日この人と話す時間を純粋に楽しむ。その両立ができてる人が、じわじわと結果を出していく。
じゃあ、どうすればいい?
7つのNG行動を並べてきたけど、「全部直さなきゃ」と思う必要はない。
現場を見てきて思うのは、うまくいってる人って「全部完璧」なんじゃなくて、ひとつだけ飛び抜けて印象に残るものを持っているということ。
笑い方がきれいとか、話を聞くときの相槌がとにかく気持ちいいとか、別れ際に一言だけ刺さることを言えるとか。
婚活パーティーは、ふわっとした出会いの場じゃなくて「初対面の印象だけで判断される場」。その特性を理解した上で、自分の「ここだけは負けない」を一個見つけることの方が、10個の欠点を直すより何倍も効く。
変わってからは・・・
Aさんはあれから2年後、イベントで知り合った男性と結婚した。
「あの頃の私、めちゃくちゃ損してたな」って言ってた。
外見じゃなかった。場所の選び方と、ちょっとした行動のクセを変えただけ。
婚活パーティーで選ばれない理由って、意外なほど地味なところにある。派手な改造は一切いらなくて、気づいて、少し動き方を変えるだけ。参考にしてみてね!

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