春って、なんだか「復活」のニュースが多い季節ですよね。
『銀魂』の空知英秋先生が、なんと7年ぶりに新連載を始めるというニュースを見て、思わず「えっ、まだいける?!」と声が出てしまいました(笑)。
でも冷静に考えると、7年ものブランクがあっても「また読みたい」と思わせる作家って、結局”媚びていない”んですよね。ファンを振り回しても、なぜか愛され続ける。
…あれ、これって恋愛にも言えませんか?
そんなわけで今日は、「ちやほやされたい女性の恋愛がなぜ長続きしないのか」を、男性心理の観点からじっくり解説していきます。
「なんでこんなに好きなのに、すぐ終わっちゃうんだろう…」
そう呟いたのは、イベントに参加してくれた26歳のMさんだった。 彼女はいつも笑顔が素敵で、会場でも自然と人が集まってくる。 でも、恋愛の話になると、目線がすっとテーブルに落ちる。
「付き合う前はすごく大事にしてもらえるんです。でも付き合ったとたん…」
その先は、言葉にならなかった。
「ちやほやされたい」という欲求。
これ、悪いことじゃないし、持っていて当たり前の感情。 でも、この欲求の”使い方”を間違えると、恋愛が驚くほど短命になる。
男性がちやほやするのは「付き合う前」だけな理由
まず、超リアルな話をさせてほしい。
イベントに来る男性参加者の行動を何年も見ていると、あることに気づく。 「気になる女性」には、全力でアプローチをかける。 トーク力が上がる。気遣いが増す。LINEの返信が秒速になる。
でも付き合った後の話を聞くと、まるで別人。
(あれ、あの甲斐甲斐しかった男どこ行った?)
ってなるわけ。これ、男性側が「ずる賢い」とか「演じていた」とかじゃなくて、実は心理学的に説明できる話。
恋愛初期の「報酬系」の話、聞いたことある?
人間の脳は、まだ手に入っていない相手に対してドーパミンがバチバチ出る。 つまり「追いかけている状態」が、男性にとって最もテンションが上がるフェーズ。
付き合えた瞬間から、そのドーパミン量は自然と落ち着いてくる。 これは生物学的にも避けようがない話なんよね。
で、ここで問題が起きる。
「ちやほやされたい」欲求が強い女性ほど、この落差を”愛情の消失”として解釈してしまう。
「最近冷たくなった」「大事にされてない気がする」「もう好きじゃないのかな」——。 胸の奥がじわじわと締め付けられるような感覚、わかるっしょ?
でも実際には、男性が”安心している”だけのことも多い。 恋愛って、安定してくるほど行動が穏やかになるんだよね。
ちやほやしてくれる男 vs 大切にしてくれる男の違い
ここ、本当に重要だから丁寧に話すね。
イベントに来るたびに「いい人と出会えた!」と報告してくれるのに、毎回違う人を連れてくる女性がいた。 仮にSさんとしよう。
Sさんは、とにかく「褒めてくれる人」「グイグイ来てくれる人」が好きだと言う。 たしかに、ファーストインプレッションで彼女を射止める男性はいつもそういうタイプ。
でも半年後、決まってこうなる。
「結局、最初だけだったんですよね…」
心当たり、あるんじゃないかなぁ。
正直言って、「ちやほやしてくれる男性」と「大切にしてくれる男性」は、まったく別の生き物と思っていい。
| ちやほやしてくれる男 | 大切にしてくれる男 | |
|---|---|---|
| 行動のタイミング | 付き合う前にピーク | 付き合ってから伸びる |
| 褒め方 | 外見・その瞬間の感情 | 内面・積み重ねてきたもの |
| 不安になったとき | 反応が薄くなる | 向き合おうとする |
| 別れ際 | あっさりしてる | 後々まで気にかける |
ちやほやが得意な男性は、恋愛の”序盤戦”のプレイヤーとして超優秀。 でも、その人を「将来も一緒にいたい人」に育てていくのは、また別の話。
ちやほや依存が引き起こす恋愛の負のループ
Mさんの話に戻る。
彼女はある日、3回目のイベント参加のときにこっそり教えてくれた。
「彼氏に不満を言っちゃうんです。”最近ぜんぜん褒めてくれない”って。そしたら彼、すごく困った顔をして…」
(あ、これもう何度も繰り返してるな)って、話を聞きながら胸のあたりがズンと重くなった。
「ちやほやされたい」欲求が強い状態のまま恋愛に突入すると、こういう負のループに入りやすい。
- 「最近構ってもらえてない」→不満を伝える
- 男性が気を遣ってちやほやする(一時的)
- また落ち着く
- また不満が湧く
これ、傍から見てると「恋人が恋人を消耗している」状態。 相手は悪い人じゃないのに、気づいたら疲れてる。
心理学では「承認要求の外部依存」と言われる状態に近い。 自分の「満たされているかどうか」を、他者の行動に委ねてしまっている。
ちょっと痛い話かもしれないけど—— 「ちやほやされないと不安になる」って、実は相手の問題じゃないことが多い。
じゃあ、どうすればいいの?って話をしよう。
「ちやほやしてくれない」と感じたときの正しい対処法
イベント後の交流会でよく話すのが、こんなこと。
「不満をぶつけるより先に、自分が何を怖がってるのか確認してみて」
これ、最初に言うと「え、何それ…?」って顔をする人が多い(笑)。 でも意外と、これが全部の出発点だったりする。
「ちやほやされたい」という気持ちの奥に、実はこういう恐怖が隠れてることが多い。
「このまま大事にされなくなったら、見捨てられるんじゃないか」
心臓がぎゅっとする感じ、ない?
これは愛情への渇望じゃなくて、安全への渇望。 つまり、「褒められたい」んじゃなくて、「ここにいていいよ」って確認したい状態。
で、ここからが現場観察で気づいたこと。
長続きするカップルの女性側は、このサインを”言語化”するのが上手い。
「最近ちょっと不安になってる」と、責めるんじゃなく伝える。 「もっと褒めてよ!」じゃなくて「たまには言葉で伝えてくれると嬉しいな」という感じ。
言い方ひとつで、相手が受け取るものがぜんぜん違ってくるじゃん。
長続きするカップルが実践する「褒め合い・認め合い」の習慣
これ、イベントを通じて仲良くなって結婚まで至ったカップルに共通して見られた話。
まず驚いたのが、「ちやほや」の頻度がそんなに高くないこと。
え、意外くない?
でも二人の間に流れる空気は、なんというか——静かに温かい感じ。 鼻の奥がほんのりするような、あの感覚。
彼らがやっていたのは、「大げさに褒める」じゃなくて、**「気づいたことをちゃんと口にする」**習慣だった。
「あの時の判断、正解だったよ」 「最近元気なさそうだけど、何かあった?」 「今日のご飯、めちゃくちゃ美味しかった」
特別なことじゃない。 でも、これが積み重なることで「ちゃんと見てくれている」という安心感になる。
心理学者のジョン・ゴットマンの研究によると、安定した関係性を保つカップルは、日常のコミュニケーションの中でポジティブな反応とネガティブな反応の比率が5:1に保たれているという。
派手なロマンスより、小さな「認め合い」の積み重ね。 それが、長続きする恋愛の正体だったりするんよね。
求める恋愛から与える恋愛へのシフト
Mさんは、その後あるイベントで今の彼氏と出会った。 半年後、久しぶりに連絡をくれた。
「やっと、自分から”大丈夫”って言えるようになった気がします」
その一文を読んだとき、画面から目を離してしばらく天井を見つめてしまった。
(あぁ、変わったんだな)
「ちやほやされたい」という気持ちを否定する必要は、一ミリもない。 愛されたいのは当たり前だし、大切にされたいのは当然の感情。
でも、その気持ちを「外から補充してもらうもの」として扱う限り、恋愛は永遠に不安定になりやすい。
そうじゃなくて—— 自分の中に、ちゃんと「自分が好き」という軸を育てていくこと。
それがあってはじめて、相手の行動に一喜一憂しない、どっしりした恋愛ができる。
「される恋愛」から「できる恋愛」へ。
一見地味だけど、これが一番確実に人生を変える恋愛シフトなんだよね。

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