昨日の『水ダウ』でネルソンズ青山フォール勝ちさんのフラッシュモブプロポーズ、ご覧になりましたか?
すでにお子さんもいらっしゃる中での結婚報告に、「家族3人トリオ」って表現がもう最高だなって。見ていて思ったのは、やっぱり人生の大きな一歩を踏み出すとき、信頼できる仲間の存在って本当に大切なんだなぁということ。あの企画も、たくさんの協力者がいたからこそ成功したわけで。
そんなわけで今日は、新しいチャレンジを始めたい方に向けて「登山サークルの選び方」について書いていこうと思います。登山も、信頼できる仲間と一緒だからこそ安全で楽しい時間になりますからね。
スマホ越しに見た、あの光景
「次の休憩ポイントで待ってるね!」
後ろを振り返りながら笑顔で手を振る女性。それを追いかける男性。二人の距離は明らかに縮まってる。
…インスタのストーリーで流れてきたこの動画、見たことない?
登山中のキラキラした出会い。汗を拭いながら「大丈夫?」って声をかけ合う二人。山頂でのハイタッチ。下山後の温泉。「また次も一緒に行こうよ」って自然な流れでLINE交換。
正直言って、これ全部ウソじゃない。
「登山サークル=出会いの場」という幻想
実際の登山サークルって、みんなが想像してるほど甘くない。むしろ、出会い目的がバレた瞬間に女性陣から完全スルーされるのが現実なんだよね。
私たちのイベントで知り合ったAさん(32歳・女性)が言ってた言葉が忘れられない。
「登山好きな人と出会いたいんです。出会いたい人が登山してるんじゃなくて」
この違い、わかる?
サークル選びで9割の人が失敗する理由
初回参加者の持ち物チェックをしてると、だいたい見えてくる。
新品のザック。タグがまだついてるトレッキングシューズ。明らかにユニクロで買ったばかりの速乾Tシャツ。
別に悪いことじゃないよ。みんな最初はそう。
でも問題は、装備じゃなくて「選んだサークルが自分に合ってない」ってこと。
実際にあった失敗パターンを3つ挙げる。
パターン①:レベルミスマッチの悲劇
Bくん(28歳)は「初心者歓迎」って書いてあった某サークルに入会した。
初回イベントは奥多摩の御岳山。標高929m。初心者向けって説明されてたらしい。
で、当日。
集合場所に行ったら、参加者全員がガチ勢だった(笑)。カーボン製のストック、膝上までのハイカットブーツ、30Lの大型ザック。
「初心者歓迎ってあったから…」って彼が言った時の、周りの空気。ピリッとした沈黙。
結局、彼は途中でペースについていけず、スタッフと二人で後方を歩き続けた。誰とも会話できないまま。下山後の懇親会も、輪に入れず。
LINEグループも退会してた。翌週には。
パターン②:年齢層の壁
Cさん(42歳・女性)のケースはもっと切ない。
「20代〜40代活躍中!」っていう某サークルに入った。確かにウソじゃない。でも実態は、20代が8割。
山頂での集合写真を見せてもらったんだけど、Cさんだけ明らかに浮いてた。表情が硬い。周りは大学のサークルみたいにワイワイしてるのに、彼女だけポツン。
「私が若作りしすぎなのかな…」
その言葉を聞いた時、胸がギュッと締め付けられた。
違うんだよ。サークル選びをミスっただけなんだよ。
パターン③:活動頻度の罠
Dくん(35歳)は「月1回ペース」のサークルに入会。
「仕事が忙しいから、これくらいがちょうどいい」
でも実際は、コアメンバーは月3〜4回山に行ってた。彼らは平日夜に飲み会もしてる。週末には他の山サークルとの交流会も企画してる。
月1回しか参加しないDくんは、いつまで経っても「新人」扱い。内輪ネタについていけない。グループLINEも既読スルー。
半年後、彼のアイコンは灰色になってた。
「本気で出会いたいなら」選ぶべきサークルの条件
ここからは、私が現場で見てきた「実際にカップルが生まれるサークル」の特徴を書く。
綺麗事は抜き。マジで機能してる条件だけ。
条件①:男女比が6:4〜4:6の範囲
これ、超重要。
男性8割のサークルとか、論外。女性は居心地悪くてすぐ辞める。逆に女性ばかりのサークルも、男性が気後れして続かない。
私たちのイベントでは、参加者リストを毎回チェックして、極端に偏らないように調整してる。
実際に付き合ったカップル13組を分析したら、全員が「男女比が良かった」って答えた。
なぜか?
偏りがあると、少数派が「選ばれる側」になっちゃうから。そこに打算が生まれる。空気がギスギスする。
バランスが取れてると、自然な会話が生まれるんだよね。
条件②:「ガチ登山」と「エンジョイ登山」が明記されてる
私たちのサークルには、二つのコースがある。
ガチコース:朝5時集合、標高差1000m超え、行動時間8時間、テント泊あり エンジョイコース:朝9時集合、標高差500m以内、行動時間4時間、下山後温泉
で、これを明確に分けてる。どっちに参加するかは自由。
この区別がないサークルは、だいたい揉める。
「なんでそんなにゆっくり歩くの?」 「え、まだ登るの?もう足パンパンなんですけど…」
こういう不満が溜まると、恋愛どころじゃなくなる。
実際、Eさん(29歳・女性)とFくん(31歳)が付き合ったきっかけも、「エンジョイコース組」という共通認識だった。
二人とも山頂で「ガチ勢すごいよね(笑)」って話してたらしい。その会話から仲良くなって、今は同棲してる。
条件③:30人以下の小規模運営
大型サークル(参加者50人超え)は、出会いには向かない。
理由は単純。グループが固定化するから。
50人いると、だいたい5〜6個のグループができる。で、初参加者はどこにも入れない。ポツンと一人で歩き続ける羽目になる。
私たちは意図的に、1回のイベントを20〜25人に絞ってる。
この人数だと、移動中に全員と最低1回は会話できる。休憩時に「こっち来なよ」って声もかけやすい。
実際、Gくん(34歳)は大手サークルから移ってきた時、こう言ってた。
「前のところは人多すぎて、誰が誰だかわからなかった。ここは顔と名前が一致する」
彼は3ヶ月後、同じサークルのHさん(32歳)と付き合い始めた。
条件④:「二次会率」が高い
これ、盲点なんだけど超大事。
登山後の温泉・食事会・飲み会。ここに何人参加するか。
私たちのイベントだと、二次会参加率は平均75%。ほぼみんな来る。
ここで初めて、登山中には話せなかった深い会話ができる。素の自分が出る。笑い合える。
Iさん(30歳・女性)とJくん(33歳)は、登山中は2回しか話してなかった。でも下山後の居酒屋で、たまたま隣の席になって…
気づいたら閉店まで二人で喋ってた、って。
今、二人は結婚前提で付き合ってる。
逆に「解散!お疲れ様でした〜」で終わるサークルは、出会いのチャンスが激減する。
条件⑤:運営者の「空気づくり」スキル
これが一番難しいし、一番重要。
良いサークルの運営者は、絶対にこれをやってる:
- 初参加者を放置しない
- 話が弾んでないペアを見つけたら、さりげなく会話を振る
- グループが固定化しないように、休憩ごとに配置を変える
- 特定のカップルがイチャイチャしすぎないように釘を刺す
最後のやつ、マジで大事(笑)。
カップルが公然といちゃつき始めると、他の参加者が萎える。特に出会いを求めて来てる人は「もういいや…」ってなっちゃう。
実際、某サークルではカップルが3組同時に成立して、それを祝福するムードになった結果、新規参加者が激減した。
私たちは「カップルになったら、イベント参加は月1回まで」ってルールを設けてる。厳しいけど、これで健全な空気が保てる。
入会前にチェックすべき7つの質問
私がいつも新規希望者に伝えてる「失敗しないための質問リスト」がある。
これ、サークルの説明会や見学時に絶対聞いて。
① 男女比の実績を見せてもらえますか? →「だいたい半々です」とか曖昧な回答はNG。直近3ヶ月のデータを見せてくれるところを選ぶ。
② 年齢層の内訳を教えてください →「20代〜40代」じゃ意味ない。「20代30%、30代50%、40代20%」みたいに具体的に答えられるかどうか。
③ 初参加者へのフォロー体制は? →「みんな優しいですよ」じゃなくて、「スタッフが必ず同行します」「ペアリング制度があります」みたいな具体策があるか。
④ 活動ペースはどれくらいですか? →月何回開催で、コアメンバーは何回参加してるか。ここにギャップがあると居場所なくす。
⑤ カップルになった実績はありますか? →これ聞くのちょっと恥ずかしいけど、大事。「わからないです」って答えるサークルは、出会いの場としては機能してない証拠。
⑥ 退会者の理由を把握してますか? →「転勤で」「忙しくて」だけじゃなく、「雰囲気が合わなかった」「レベルが合わなかった」みたいな本音を把握してるかどうか。
⑦ トラブル対応のルールは? →しつこいアプローチ、セクハラ、ストーカー行為。こういうトラブルへの対処方針がない団体は危険。
現場で見た「うまくいく人」の共通点
5年間で13組のカップルを見てきて、気づいたことがある。
付き合った人たちには、明確な共通点があった。
共通点①:装備にそこそこ金をかけてる
いきなり現実的な話だけど、これマジ。
成立したカップル全員、ちゃんとしたウェアとシューズを持ってた。別にブランド物じゃなくていい。でも「機能性を理解して選んでる」感があった。
なぜこれが重要か?
装備がしっかりしてる=この趣味を続ける気がある、ってメッセージになるから。
ペラペラのジャージで来る人は、「とりあえず試しに来た」感が全開。それだと本気の人は相手にしない。
共通点②:自分から「ペース大丈夫?」って声をかける
Kくん(29歳)が初参加の時、隣を歩いてた女性に「水分取りました?結構暑いですよ」って声かけてた。
その女性がLさん(27歳)。
彼女、後で私にこう言ってた。
「普通、初参加の人って必死についていくので精一杯じゃないですか。なのに周り見る余裕がある人だなって思って」
二人は4ヶ月後に付き合った。
気遣いって、登山中が一番わかりやすく出るんだよね。
共通点③:下山後に「次はどこ行きます?」って聞く
これ、めっちゃ大事。
登山が終わった後、「お疲れ様でした〜」で帰る人と、「次のイベント、◯◯山らしいですね!」って話題を振る人。
後者は圧倒的にチャンスが増える。
なぜなら、「また会えるよね」っていう前提を作れるから。
Mさん(31歳・女性)は、気になる男性に下山後こう言ったらしい。
「次の△△山、私初めてなんです。もし参加されるなら、色々教えてもらえたら嬉しいんですけど…」
完璧じゃん(笑)。
その男性、次のイベントで彼女の隣をずっとキープしてた。で、今は付き合ってる。
共通点④:SNSで「今日の山」をシェアしない
意外かもしれないけど、付き合った人たちって、インスタとかで登山の写真をガンガン上げてない。
むしろ、「今日は楽しかった〜」くらいで終わり。
なぜか?
承認欲求よりも、目の前の人との時間を優先してるから。
逆に、山頂で30分くらい自撮りしてる人は、だいたい次回来ない(笑)。
共通点⑤:「疲れた」を言わない
登山って、後半絶対キツくなる。足はガクガク、息は上がる。
でも、うまくいく人は弱音を吐かない。
いや、正確には「大丈夫です!」って明るく返す。
Nくん(28歳)は下山中、明らかにペースが落ちてた。でも「景色綺麗ですね〜」って笑顔で言い続けてた。
その姿を見てたOさん(26歳・女性)が、「この人、前向きだな」って思ったらしい。
二人、今婚約してる。
よくあるトラブルと回避法
現場で実際にあった、ヤバいやつ。
トラブル①:しつこいLINE攻撃
Pくん(33歳)は、初参加で知り合った女性にLINE交換を申し込んだ。
まあ、ここまではいい。
問題はその後。
毎日朝昼晩とメッセージ送信。既読無視されても「今日も頑張ろう!」「次のイベント楽しみですね!」って続ける。
当然、ブロックされた。
で、次のイベントで彼女に話しかけようとしたら、周りの女性陣が壁を作った。
…怖すぎでしょ。
私たちは即座に彼に警告出した。「これ以上続けたら退会処分です」って。
彼は結局、自主退会した。
回避法: LINE交換したら、最初の1週間は「2日に1回、軽い話題」まで。相手の反応を見る。盛り上がってきたら徐々に増やす。焦らない。
トラブル②:体力マウント男
Qくん(30歳)は自称「山岳部出身」。
エンジョイコースに参加したのに、ずっと先頭を歩いて「もっとペース上げられますよ」とか言ってた。
女性陣、全員ドン引き。
休憩中も「次は上級コース行きましょう」「このくらいで疲れてたらダメですよ」
はぁ…空気読めなさすぎ。
回避法: 登山では「一番遅い人に合わせる」が鉄則。自分の実力を見せたいなら、ガチコースに参加する。エンジョイコースでマウント取るのは最悪。
トラブル③:元カノ/元カレ参戦
これ、一番厄介(笑)。
Rさん(28歳・女性)とSくん(30歳)は、サークル内で付き合って、3ヶ月で別れた。
で、二人とも辞めずに参加し続けた。
…地獄かよ。
周りは気を使いまくり。どっちとも仲良くしづらい。グループLINEも微妙な空気。
結局、Rさんが退会した。
回避法: サークル内恋愛するなら、「別れたら片方が辞める」って最初に決めとく。綺麗事じゃなく、これが一番平和。
「サークル以外」の選択肢も知っとく
正直に言う。
登山サークルって、万能じゃない。
私が5年運営してきて感じたのは、「向いてる人」と「向いてない人」がハッキリ分かれるってこと。
向いてない人が無理して続けても、しんどいだけ。
選択肢①:登山アプリ「YAMAP」のオフ会
最近増えてるのが、アプリのコミュニティ機能を使った出会い。
YAMAPとか山と高原地図とか、登山記録を共有できるアプリがある。で、そこに「◯月◯日、△△山行きます!一緒に行ける人募集」って投稿する。
メリットは、自分のペースで選べること。
行きたい山、行きたい日、一緒に行きたい人数。全部自分で決められる。
実際、Tくん(32歳)はこの方法で、今の彼女と知り合った。
「最初は二人だけで登る予定だったんですけど、もう一人参加希望が来て、3人で行きました。で、その一人が今の彼女です」
サークルより気楽。でも出会いのチャンスはある。
選択肢②:登山ツアー(クラブツーリズムとか)
ガイド付きの有料ツアー。
これ、意外と穴場。
参加者は30代〜50代が中心で、一人参加が多い。ガイドが安全管理してくれるから、会話に集中できる。
Uさん(38歳・女性)は「サークルだと若い子ばかりで浮いちゃって…」って悩んでたけど、ツアーに参加したら同世代ばかりで居心地よかったらしい。
で、そこで知り合った男性(41歳)と今交際中。
デメリットは費用が高いこと。1回1万円〜2万円くらい。でも「出会いの投資」って考えれば、マッチングアプリの課金より効率いいかも。
選択肢③:山小屋バイト
これは超上級者向けだけど、効果絶大(笑)。
夏のシーズン限定で、山小屋のスタッフ募集がある。住み込みで2週間〜1ヶ月。
共同生活だから、嫌でも仲良くなる。朝日を一緒に見て、夜は満天の星空の下で語り合って…
ロマンチックすぎるでしょ。
実際、Vさん(27歳・女性)は北アルプスの山小屋バイトで、スタッフ仲間(29歳・男性)と恋に落ちた。
今、二人で登山系YouTuberやってる。
ただし、体力と時間に余裕がある人限定ね。

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