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「目的なし」でも大丈夫!行き先が決まらないカップルのデート案と倦怠期の乗り越え方

休日の朝、「どこか行きたいな」って思う。でも次の瞬間には止まってしまう。「どこへ?」って。行き先が決まらないまま昼になって、結局ソファでゴロゴロして、夜になってから「今日もなにもしなかったな」って少しだけ胸の奥がズーンとする。そんな週末、繰り返してないっしょ?

社会人イベサーでも参加者からこの手の話をよく聞く。「デートに誘いたいけど、目的がないと誘えなくて」「マンネリかもしれないけど、どこ行けばいいかわからなくて」。正直、最初は「え、それどこでもよくない?」って思ってた。でも違ったんだよね。目的がないことへの不安は、行き先の問題じゃなかった。


目次

なぜ「目的なし」がこんなに不安になるのか

心理学的な話をすると、人間は行動に理由を求める生き物で、特に誰かを誘う場面では無意識に「断られるリスク」を最小化しようとする。目的があれば断られにくい。「映画行かない?」「ランチしない?」は答えやすい。でも「なんとなく出かけない?」は、相手が返事に困りやすい。だから誘う側も怖い。

つまり、目的がないと誘えない人は、コミュ力がないわけじゃない。むしろ相手のことをちゃんと考えてるんだよな。

ただ、その慎重さが裏目に出ることが多い。どうしても誘えないまま時間が経って、気づいたら関係が止まってしまう。

うちのイベントで知り合った27歳の男性、Kさんから聞いた話がある。

Kさんはずっと気になってる女性がいて、LINEも続いてたし、何度か食事もしてた。でも「デートに誘おうにも、目的が思いつかない」と言って、数ヶ月ずっと保留状態だったらしい。

で、あるとき偶然その女性が別の男性と付き合ったことをSNSで知る。「あのとき誘えばよかった」って言ってたけど、その時の顔、笑えないくらいガクッとしてたな。目的なんて、なんでもよかったんだ。目的を探すことに時間を使いすぎたって、ポツリとこぼしてた。


カップルの場合、それは倦怠期のサインかもしれない

カップル向けに話を移すと、「どこ行っても楽しめる気がしない」「彼氏が何も決めてくれない」「お互いなんでもいいってなってる」という感覚は、少し違うレイヤーの話になってくる。

付き合いたてのころは、移動中の車の中でさえ楽しかったはず。コンビニに一緒に行くだけで、なんか笑えてた。それがいつからか「どこ行く?」「なんでもいい」「じゃあ決めて」みたいなやりとりが増えてきたら、倦怠期に入ってるサインである可能性が高い。

倦怠期というのは、愛情が消えたわけじゃない。ただ刺激への慣れが進んで、二人でいることへの緊張感みたいなものが薄れてきた状態、とカウンセリング領域ではよく説明される。一緒にいることが「当たり前」になった証拠でもあるから、関係が深まった結果とも言えるんだよね。

でも正直言って、そこで焦ってなにか「映え系のデート」をしようとするのが一番ズレてる。


「目的なし」を強みにするという発想

デートが楽しくなくなったカップルの多くは、目的地に着くことをゴールにしてしまってる。どこへ行ったか、何をしたか、それが二人の会話のネタになってて、一緒にいる空気そのものを楽しめなくなってる。

目的がないなら逆に「今日は何も決めない」をルールにしてみる。それだけで空気がガラッと変わることがある。

うちのイベントで知り合って付き合った30代のカップルがいた。Sさん(女性)は付き合って2年目のある時期から「どこ行っても同じ感じがして、むしろ行かないほうが楽」とまで言いかけてたらしい。そんな状態のとき、彼氏が「じゃあ今日は電車に乗って、気になった駅で降りよう」って提案した。

最初Sさんは乗り気じゃなかったって言ってた。でも気づいたら二人で知らない商店街をぶらぶら歩いて、ボロいジュース屋で飲み物を買って、「この街どんな人が住んでるんだろうな」ってぼーっと話してた。それがめちゃくちゃ楽しかった、って。あとでSさんが「久しぶりにドキドキした」って言ったのを、彼氏が後日こっそり教えてくれた。目的地よりも、その場の空気に乗っかった会話のほうが、二人の距離をじわじわ縮めたりするじゃんね。


行き先が決まらないときの動き方

目的なしで動けるデートにはいくつかの方向性がある。

まず「雰囲気で決める」やり方。場所を最初に決めるんじゃなくて、今日の気分から絞っていく。「ちょっと歩きたい気分」なら、川沿い・古い街並みがある駅周辺・緑が多い公園の近く、くらいで十分。目的はないけど行き先を決める軸がある。そのくらいのゆるさが、お互いに返事しやすいし、当日の雰囲気で変えやすい。

ショッピングモールもバカにできないんだよね。「何か買う予定はないけど、ウィンドウショッピングしながらご飯食べよう」くらいの軽さが、倦怠期のカップルにはちょうどいい。プレッシャーがゼロで済むし、失敗しにくい。行ったことがある場所でも意外と盲点で、「そういえばあそこまだ行ったことないよね」という会話が生まれたりする。

博物館や水族館は、目的なしデートの受け皿として個人的には最強だと思ってる。展示が会話のネタを勝手に提供してくれるから「次なに話そう」って詰まらない。「これ知ってた?」「どれ一番好き?」って会話がナチュラルに生まれるし、二人の価値観の違いがぼんやり見えてくる。それが意外とおもしろい。

体験型スポットも相性がいい。料理教室、陶芸体験、ボルダリング、など。誘う口実として「デートのネタにしようよ」が使えるし、終わったあとに「あのとき〇〇した」という共通の記憶が一個増える。記憶が増えると関係って不思議と深くなるんだよなあ。それが感情の貯金みたいになっていく。

ドライブもいい。行き先を決めずに「とりあえず海の方向に走ろう」でも十分成立するし、移動中の会話って向き合ってないぶん話しやすくなる効果がある。心理学でいう並列的コミュニケーションの影響で、正面から向き合うより隣で同じ方向を見てるほうが深い話をしやすい。だから車の中って、告白とか本音の話がよく起こる。


好きな人を誘うとき、目的はどこまで必要か

カップルじゃなく、まだ関係が曖昧な相手を誘う場合は、目的がないことへのハードルが余計に高く感じるよね。

でも、目的なんて薄くていい。「最近あの辺気になってて、一緒に行きたい」それだけで十分。「気になってる場所があって」は目的っぽく聞こえるけど、実はほぼ目的なしに近い。そのくらいのゆるさが、相手も返事しやすい。「行ってみたい!」か「その日はちょっと…」かを確認できれば、それだけで次が見えてくる。

断られることを怖がるのはわかる。でも誘わないことへのコストのほうが、長い目で見ると大きいから。Kさんを見てるとつくづくそう思う。あの「あの時誘えばよかった」って言葉、ずっと頭に残ってる。

もう一つ、誘い文句の完璧な言葉を探してる間に、タイミングが消えてしまうことがある。言葉じゃなくて、タイミングのほうが大事だったりする。


倦怠期を乗り越えた先に残るもの

付き合いが長くなると、一緒にいることへの安心感が、ときめきを少しずつ塗り替えていく。それ自体は悪いことじゃないし、関係が深まってる証拠とも言える。

ただ、ときめきが完全に消えると関係は少しずつ空洞になっていく。その空洞を埋めるのは「完璧なデートプラン」じゃなくて、「いつもと少しだけ違う体験」だったりするんだよね。

Sさんたちが歩いた商店街みたいな、事前に計画もしてない「あの時間」が、長い付き合いの中で一番印象に残ってたりする。なんか矛盾してるようで、でもそういうもんなんだよな。

目的なんてなくていい。二人がそこにいることが、すでに目的だし。

完璧なプランなんかより、ちょっとズレたくらいの日のほうが、なぜか記憶に残る。「あの日雨降ってきてさ」「あの商店街のジュース屋さ」って、何年後かにふと笑いながら話せる話になる。それって、どんな映えスポットより強いと思うよ。

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この記事を書いた人

社会人イベントサークル『Lien -リアン-』

広告代理店勤務を経て、社会人コミュニティサークルを立ち上げ。現在は20代後半〜40代を中心に、年間50回以上のイベント(メンバーの誕生日会、花見、クルージング、クリスマス等)を主催。

これまで2000人以上の男女の「出会いの瞬間」を最前線で観察。単なるマッチングではなく、「コミュニティの中で愛される男の立ち回り」を独自に理論化。

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