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奥手なのか興味がないのか?男性の本音を見分ける方法と待つべき期限

二次会の隅の席。ハイボールを半分残したまま、Mさんがぽつりと言いました。

「もう3回会ってるんですよ。楽しいんですよ。なのに、何もない」

28歳。うちの社会人サークルに顔を出すようになって半年。相手はTくん、同じくらいの年の常連さんです。奥手なのか、興味がないのか。彼女の口からこぼれたのは、まさにその悩みでした。

私はイベントの運営をしているので、参加者の両方の顔を見ています。女性がそわそわしながら隣の席を空けている姿も、男性がその席に気づいていながら座らない姿も。だから言えることがあるんですよね。彼の性格を当てようとしても、正直言って外れます。見るところは、別にある。

目次

奥手なのか興味がないのか、運営の席から見えた決定的な違い

彼の性格ではなく、あなたの働きかけへの反応を見る

奥手か興味なしかを性格で判定しようとすると、詰みます。どちらも自分からは動かないので、待っている側からは同じに見えるんです。

違いが出るのは、こちらが一歩出したあと。

席を移動して隣に座る、仕事の話を振る、帰り道に駅まで一緒に歩く。この小さな一歩に、彼が乗ってくるかどうか。奥手な男性は、自分から踏み出せないぶん、差し出された一歩には全力で乗ります。体ごとこちらを向くし、話を広げるし、次の週も同じ場所にいる。興味がない男性は乗りません。感じよく受け答えはするけれど、話が終わると視線が別のグループへ流れていく。

Tくんはどっちだったか。Mさんが話しかけた時、耳まで赤かった(笑)。

奥手な男性は、本人ではなく運営に聞いてくる

これは現場にいないとわからない話です。

Mさんが帰ったあと、片付け中の私のところにTくんが突然やってきました。「Mさんって、彼氏いるんですかね」。(いや、それ本人に聞けよ…)。奥手な男性の情報収集は、本人ではなく周りに向かいます。共通の友人に、幹事に、同僚に。あなたへ直接聞けないから、外堀から確かめようとする。

興味がない男性は誰にも聞きません。聞く理由がないから。もしあなたのことを誰かが聞かれていたら、その時点でかなりの脈ありでしょ。

興味がない男性は、優しいまま距離を空ける

厄介なのはここ。興味がない男性ほど、感じがいいことが多いんです。

冷たくされたら諦めがつくのに、笑顔で「また来てくださいね」と言われるから、期待がじわっと残る。そのくせ二人になる時間は自然に避ける。三人でいたのが二人になった瞬間、「あ、飲み物取ってきます」と席を立つ。前回話した内容を覚えていない。誘われても「予定見て連絡しますね」で終わり、結局その連絡は来ない。

優しさと好意は別物。ここを混ぜると、半年くらい平気で溶けます。

会ったときの態度とLINEでわかる10問診断

当てはまれば1点、10問チェック

Mさんに、その場でこの質問をしました。指を折りながら数えてみてください。

①話しかけると、体ごとこちらを向く

②前に話した細かい話を覚えている

③LINEの返事に、質問や新しい話題が足されている

④返信は遅くても、やり取りが途切れない

⑤二人きりになる時間を避けない

⑥目が合うとそらすけれど、またこちらを見てくる

⑦こちらの誘いに、代案や日程を返してくる

⑧他の女性への態度と、あなたへの態度に差がある

⑨あなたのことを、共通の知人に聞いている

⑩会ったあとに、彼のほうから連絡が来たことがある

点数の読み方

8点以上なら、奥手で脈あり。あなたが動けば進むし、動かなければ止まったまま。3点以下は、興味なしの線が濃いです。出会って間もないならまだ起きていないだけかもしれないので、会った回数が3回を超えてからもう一度数えてみて。

Mさんは9点でした。本人、目を丸くしてたなぁ。

で、言い切ったくせに帰りの電車では(外れたらどうしよ…)と頭をぐるぐる。運営をやっていても、こういうところはダサいままなんですよ。

LINEは返信速度より中身を見る

短文でも脈ありな返信、長文でも脈なしな返信

イベントのあと、参加者の女性にLINE画面を見せてもらうことがあります。本人が悩んで見せてくれるんですけど、意外と一目でわかるんですよ。

Kさん、31歳の画面。相手の返事は2行だけ。「そうなんだ!俺も気になってた。Kさんは行ったことある?」。短いけれど、自分の気持ちを足して、質問で返している。(これ、脈ありじゃん)。

別の女性の画面。相手の返事は長文で、イベントの感想がびっしり。ただ、質問がひとつもない。彼女の話にも触れず、自分の話だけで完結。長さに惑わされて期待していたけれど、あれは会話をしたい相手に送る文面じゃないんだよね。

見るのは3か所に絞れます。質問が返ってくるか、彼の情報が足されているか、彼から新しい話題が始まるか。どれもなければ、返信が早くても脈なし。翌日に返ってくる相手でも、このうちふたつあれば続けていい。

ちなみにTくん、あとで白状してました。「LINE、送る前に5回くらい書き直してる」って。奥手男子の返信が遅い理由、だいたいこれです!

反応を引き出す確かめLINEの送り方

グレーゾーンの人向け。誘わずに、興味だけ聞くのがコツです。

「今度○○のイベントあるんだけど、こういうの好き?」

誘いではないので、彼に断るプレッシャーがかからない。奥手で脈ありなら「好き好き、いつ?」か、やたら長い返事が来ます。乗る口実ができたから。興味がなければ「楽しそうだね」で終わり。この一文の差、残酷なくらいはっきり出るんですよ。

もうひとつは、頼る型。「○○詳しかったよね?教えてほしいことがあって」。奥手な男性は、頼まれると動けます。自分から差し出すのは怖いけれど、求められたものを渡すのは怖くない。ここで返事が具体的で長いなら、彼はあなたに時間を使いたい人。

やってはいけないLINE

詰めるやつ。「私のことどう思ってる?」は、奥手な男性を一番遠くへ飛ばします。答えを用意する前に聞かれると、逃げるしかなくなるから。

試すやつも同じです。わざと既読スルーして反応を待つ、他の男性の話を出して焦らせる。うちで見てきた限り、これで動いた奥手男子はゼロ。拒絶に敏感な人は、試されていると気づいた瞬間に、やっぱり自分には無理だと撤退します。マジで一人残らず。

待つべきか諦めるべきか、期限は日数ではなく回数で引く

3回仕掛けて、3回とも乗ってこなければ

「いつまで待てばいいですか」。月に何度も聞かれる質問です。

日数で答えると外れます。奥手な男性は、きっかけを1回もらっただけでは動けない人が多い。2回目で迷って、3回目でやっと足が出る。うちのサークルで奥手男子と付き合った女性たちを思い返してみます。ほぼ全員が、自分から2回か3回動いていました。3回きっかけを渡しても乗ってこなかった男性が、そのあと急に動いた例は見たことがない。半年追って見ても、です。

だから期限は、自分が3回動くまで。誘う、二人の時間を作る、確かめLINEを送る。この3回で彼が一度も乗ってこなかったら、そこが答えなんです。

待って報われた人と、待って後悔した人

Sさん、30歳。相手は典型的な奥手男子で、彼女は最初の2回、自分から誘っています。3回目は彼から来た。付き合うまで4か月。待ったというより、仕掛けてから待った人でした。

Yさんの話は、書くのに少し気が重いです。8か月、毎回のイベントで彼の隣に座っていました。話は弾む。誘わない。誘われない。ある日、彼が別の参加者と付き合い始めたと人づてに聞きました。まさか、の顔。あの夜の彼女を今も忘れられません(泣)。後日、彼女がぼそっと言ったんです。

「奥手だから、って私が決めてただけだったんですよね」

あの時、1回でも誘っていたら。それは誰にもわからない。(言えばよかったのに、なんて言えるのは外野だからなんだけどさ)。ただ、決めるための材料すら集めなかった8か月は、ずーんと重かったはずです。

諦めたあとにやったほうがいいこと

彼を嫌いにならなくていいんですよ。興味を持たれなかったのは、あなたの価値が低いからではなくて、噛み合わなかっただけ。同じ人が、別の場所で別の人にはあっさり選ばれる。受付の横で何百回も見てきた光景です。

持って帰るのは、反応を見るという物差しだけ。次の人に出会った時、これがあれば遠回りせずに済むでしょ。

女性から動くのが恥ずかしい人のための、奥手男子の落とし方

恥ずかしさの正体は、負けた気がすること

Mさんが、言ったんです。「でも私から誘うのって、負けじゃないですか」。

わかるよ。追われたい。がっついてると思われたくない。断られたら今の関係まで壊れる。全部が絡まって、足がきゅっと止まる。

けれど幹事の席から見える景色は逆なんです。奥手な男性は、誘ってもらえたことを勲章みたいに語ります。Tくんは付き合ったあとで「あの時Mさんが声かけてくれなかったら、たぶん一生話しかけてない」と言いました。彼らにとって、あなたの一歩は負けでも施しでもなく、救いなんだよね。

断れない小さなYESを積ませる

告白させようとしないでください。奥手な男性にとって告白は、いきなり崖から飛べと言われるようなもの。やるのは、彼が断らずに済む小さなYESを重ねること。心理学でフット・イン・ザ・ドアと呼ばれる考え方と同じです。

一つ目、顔を合わせる回数を増やす。同じイベントに続けて出るだけでいい。会う回数が増えるほど好意が育つのは、単純接触効果として知られている話ですね。

二つ目、二人きりのハードルを下げる。いきなり食事ではなく、帰り道。「駅どっち?」の一言で、10分間の二人きりが手に入ります。

三つ目、誘いには逃げ道をつける。「○日か○日、どっちか空いてる?無理なら全然いいよ」。日程をふたつ出して、断っても空気が壊れない形にしておく。奥手な男性は、断る自由があるとむしろ乗ってきます。

四つ目、好意をほのめかす。「○○さんと話してる時間、楽しいんだよね」。告白ではない。告白ではないからこそ、彼が自分の気持ちを確かめる材料になる。

五つ目、告白の場を作る。二人で会うのが3回目になったら、自分の気持ちを軽く置いて、沈黙を残す。埋めない。彼が言葉を探す時間を奪わないこと。Mさんの場合、この沈黙が40秒くらい続いたそうです。長すぎ(笑)。でも、Tくんは言えた。

逆効果になる三つの行動

押しすぎ。毎日LINEを送る、毎回誘う。奥手な男性は圧に弱いので、好意があっても引きます。

試す。前の章に書いたとおりです。

じらす。わざと返信を遅らせて価値を上げようとする作戦は、奥手な男性には通じません。彼らは脈なしだったと解釈して、静かに退場します。じらしが効くのは、追いかけ慣れた男性だけ。

奥手男子が、この子ならと思う女性

反応がわかりやすい人。笑う時にちゃんと笑って、嫌な時にちゃんと嫌と言う。奥手な男性は相手の顔色を読みすぎるので、読みやすい人といると息ができるんです。

断られても笑って流せる人。「じゃあまた今度ね」で終われる人は、次に誘いやすい相手として記憶に残ります。

彼の話を覚えている人。前に話した趣味の名前を出すだけで、奥手な男性はドキッとします。自分の話を聞いてもらえた経験が少ない人ほど、これに弱い。

ここまでやって、3回動いて、なお彼が乗ってこないならそこから先は待つ時間じゃなくて、次に向かう時間です。

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