MENU

女性に面白いと言われたら脈あり?友達止まりを抜ける見極め方

金曜の夜、20人ほどの交流会が終わって、みんなで駅に向かって歩いていた。改札の手前で、ある女性が隣の男性にこう言ったんだよね。

「今日ほんと楽しかったです。◯◯さんって面白いですねぇ」

言われた本人、へへっと照れ笑いしてた。いい空気だったよ。

それが三日後、別の回で会ったときに小声でこぼされる。

「あれ、脈なしってことですよね…」

ため息まで漏れてた。あんなにうれしそうだったのに、内心そこ気にしてたのかよ!と(笑)

社会人向けのイベントサークルでこの面白い問題だけ、毎月のように相談が届く。この先どう動けば友達枠に落ちずに済むのか気になってるんだよね。

目次

面白いと言われた時点で、ひとつだけ確定していること

会話が苦痛じゃなかった。これは確定してる。

小さく聞こえるかな。でも現場を見てると、ここで落ちてる男性のほうが圧倒的に多いんだよ。沈黙が三十秒続いて、女性が飲み物を取りに立って、そのまま戻ってこない。あの光景を何度見たことか(泣)

そもそも笑いって、ジョークへの反応だけで起きるものじゃない。心理学者のロバート・プロヴァインが日常会話の笑いを大量に記録した調査では、笑いの大半が冗談とは無関係な場面で発生していた。しかも話し手のほうが聞き手より多く笑っていたという。笑いは面白さの採点じゃなく、会話をつなぐための合図として使われている。

だから、笑ってくれたからウケた、とは限らないの。ここを取り違えると判定を全部間違える。

同時に、笑いが起きる関係は接触の回数が伸びやすい。単純接触効果でいうところの、会うたびに好意が積み上がる土台には乗っている。土俵には上がってるわけ。問題はそこから先だよね。

言われ方が違えば、中身もけっこう変わる

同じ面白いでも、文の主語と時制を見ると温度差が出る。ここ、現場で数百回聞いてきて一番あてになった読み方。

一緒にいて楽しい。話してて楽しい。この二つは主語が女性自身になってる。自分の感情を報告している状態。近いよ。

面白い人ですね。こっちは相手を評価してる。人は評価するとき一歩引くじゃん。審査員席から見てる、と言うと言い過ぎかもしれないけど、距離があるのは確か。

話しやすいです。安心枠の入り口。安心と退屈って隣の部屋に住んでるからさ、ここで止まると長引く。

芸人さんみたい、YouTuberみたい。役が与えられた合図なんだよね。役がつくと、その役の外に出にくくなる。舞台に立った人が客席に降りられなくなる感じ。

今度その話もっと聞きたいです。また話したいなあ。ここに未来が入ってる。未来形が混ざったら判定は一段上がると見ていい。

言葉より正直なのは、そのあとの動き。二次会で席替えが起きたとき、斜め前から隣にわざわざ移ってくる人がいる。あれは強い。逆に、面白いですねと言った直後に別のテーブルへ流れていくなら、感想はその場で完結してる。

何回目に、どこで言われたか

大勢の輪の中で出た面白いには、場そのものへの感想が混ざってる。盛り上がったね、の言い換えとして出ることも多い。

二人でコンビニまで歩いてる途中に出た面白いは、混ざりものが少ない。周りに聞かせる相手がいないからね。

回数も見といたほうがいい。初対面で一度だけなら社交の潤滑油。三回目のイベントでまた言われて、しかも前回の話を覚えてるなら、記憶に残ってる証拠。人は興味のない相手の話を三週間も保持しない。

解散後のLINEも読める。既読で終わるか、翌朝に別の話題で戻ってくるか。返信のスピードより、話題を持ってくるかどうか。持ってくるってことは、思い出してるってことだから。

面白いと恋愛対象外が、なぜセットで語られるのか

面白いけど付き合えない。この言葉を額面通り受け取ると、面白さが減点みたいに聞こえるよね。でも減点されてるのは面白さじゃない。

いつまでも安全なままでいること。ここが引っかかってる。

笑いは距離を縮める。同じ強さで、緊張をきれいに消していく。ところが恋愛が動く場所には、消えきらない緊張が少しだけ残ってるんだよなあ。

ダットンとアロンが吊り橋でやった実験を思い出す。揺れる橋の上で出会った相手に、参加者は強い好意を報告した。心臓のドキドキを、恐怖じゃなく相手のせいだと読み替えたから。

笑いっぱなしの関係では、高ぶりが全部笑いに変換されて消えてしまう。どきっとする余地が残らないの。面白い人が恋愛対象から外れるように見える理由は、たぶんここ。

友達枠に落ちる、その瞬間

見てると、落ちる型がだいたい決まってる。

褒められた直後にボケる人。「◯◯さんって仕事できそうですね」「いやいや、俺なんてただの雑用係ですよ〜」ここで相手の温度がすっと下がるのが、隣で見てても分かる。せっかく相手が一歩踏み込んだのに、ドアを閉めてる。

自分でオチをつけて自分で回収する人も同じ。会話に隙間がないから、相手が入る余地がないんだよね。完成品を見せられてる感じ。

40人規模のバーベキュー回で、終始いちばん笑いを取っていたBさんという参加者がいた。場は最高に温まってた。連絡先の交換は、ゼロ。

後日、参加していた女性に何気なく聞いてみたら、返ってきた答えが刺さったよ。

「めちゃくちゃ楽しかったんですけど、あの人がどんな人なのか結局何も分からなくて」

笑いは記憶に残る。人物は残らない。この差、けっこう残酷だと思わない?

抜けた人たちが、実際にやっていたこと

笑わせた直後に黙る。全員がウケてる中で、自分だけ静かに烏龍茶を飲んでる時間。あれを作れる人は強い。落差が生まれて、視線が戻ってくる。

自己開示を、笑い話にしないで置く。失敗談を笑いに加工する人は多いけど、それだと笑いのカロリーに変換されて終わり。土曜の朝に走ってること、この二年で本を五十冊読んだこと、実家との距離感。オチをつけずに言い切って、そのまま置いておく。相手が質問してきたら、そこが入口になる。自己開示には返報性があるから、こちらが一段深く出せば、相手も一段返してくることが多い。

褒められたら受け取る。ありがとうございます、うれしいです。それで止める。ここでボケない。たったこれだけで印象が変わった参加者を、何人も見てきた。

二人だけの文脈を作る。イベント中に生まれた小ネタを、後日のLINEで一つだけ使う。三つ使うと芸人に逆戻りする(笑)一つだけだから、あの日の空気がふっと戻ってくるんだよ。

誘うときに笑いを取りにいかない。金曜の夜と店の名前を、普通の声で置く。ボケて誘うと、断る側もボケで返せてしまうからね。逃げ道を作ってあげてるのは、実はこっち。

30代前半のCさんは、これを半年かけてやった。三回目に会ったとき、ずっと笑わせるのをやめて、転職を迷ってる話を三分だけした。そのあと相手から質問が止まらなくなったらしい。今は一緒に住んでる。本人いわく、いちばん怖かったのは笑いを取らずに黙る三十秒だったって。分かる気がするなあ。

たいてい裏目に出るやつ

毎回オチをつけるLINE。返信の間隔がじわじわ伸びていく。読む側は返事を考えるコストを払わされてるから。

恋愛相談役の受け入れ。他の男の話を聞き続けた時点で、枠が公式に確定する。優しさのつもりが、いちばん遠い場所への片道切符。

そして、脈の再確認を繰り返すこと。判定に時間をかけるほど、相手の中で関係が固まっていく。運営として一番よく見る取り逃しは、告白の失敗じゃないんだよ。動かないまま半年が過ぎて、相手に別の人ができるパターン。これがいちばん多いんだ。

最後に

面白いと言われたなら、相手の中にあなたと過ごした時間の記録が残ってる。ゼロじゃない。ざわっとした期待も、たぶん間違いじゃない。

分かれ目は、面白い人のままでいるか、面白いのによく分からないところがある人になるか。そこだけ。

次に会ったときの、たった数分でひっくり返ることもあるよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次