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男ウケする顔の特徴と女ウケとの違い|恋愛対象になるメイクの作り方

先月のゲーム会でのこと。
参加者のサキさんは、その日いちばんメイクが上手な人でした。
まつげは根元からくるんと上がり、涙袋はラメで光っていて、眉はきれいなアーチ。
女性陣から「それどこのマスカラ?」と質問攻めになるほど。

なのに終了後、男性からのLINE交換はゼロ。

同じテーブルにいたナナさんは、眉がしっかりしていて、笑うと目が線になるタイプでした。
ファンデもたぶん薄い。
その彼女に、三人の男性が連絡先を聞きに行ったんですよね。
まさかの三人!
え、なんで?

男ウケする顔って何なのか。
答えの半分は、この二人の差の中にあります。

目次

男ウケする顔を検索する人が本当に困っていること

好きな人がいるのに友達止まり。アプリのいいねが伸びない。
女友達には可愛いと言われるのに、男性から告白された記憶がない。
そういう、選ばれていない感覚が先にあるんだよね。
三十代に入った参加者だと、選ばれる側でい続けることへの焦りも重なってくる。

仲良くなれるのに恋愛対象に進まない

イベント後のアンケートで、女性から圧倒的に多い相談がこれ。
「男性と仲良くはなれる、でもそこから進まない」
アプリの写真を三回変えても反応が同じだった、という声も定番。
顔が原因だったケースは、私の記憶だと半分もありません。
それでも、顔の印象が入口を狭くしていることは確かにある。

男性が恋愛対象のスイッチを入れる瞬間を、参加者の中に何度も見てきました。
可愛いと思った瞬間じゃないんです。
この人なら受け入れてくれそう、と感じた瞬間。
顔の造形より、その安心感を出す表情や雰囲気が先に読まれる。
ナナさんが選ばれた理由はここでした。

男ウケを狙うのは恥ずかしいことじゃない

打ち上げで、アヤさんがぽつりと言ったことがあります。
「男ウケ良い顔だよねって言われて、なんか複雑で…」
褒められたはずなのに、媚びている人に見られた気がして落ち込んだ、と。

わかるなぁ。
私も二十代の頃は、男ウケという言葉を聞くたびに鼻の奥がつんとしていました。
自分を曲げる感じがして。

参加者を見続けているうちに、その考えは変わった。
男性に好かれる顔に寄せるのは、相手に通じる言語を選ぶこと。
外国の人にゆっくりめに話すのと同じで、自分を捨てる話じゃないんですよ。

イベント現場で見えた男ウケする顔の特徴

心理学の研究では、初対面の印象は一秒もかからずに決まるとされています。
しかも、この人は温かいか冷たいか、という判断が先に来る。
会場の入口で起きていることも、まさにこれ。

パーツより先に読まれているのは表情の温度

男性たちに、声をかけた理由をアンケートで書いてもらったことがあります。
目が大きいから、鼻が高いから、と書いた人は、まずいない。
笑顔が多かった、目が合った時にふっと緩んだ、そんな言葉ばかり。
ナナさんは、男性の下手なダジャレに最初に笑った人でした。
笑い声がやや大きめで、それが会話の合図になっていた。

真顔の写真より笑顔の写真の方が魅力の評価が上がる、という実験結果は有名ですね。
実際の場だとその差はもっと露骨。
待ち時間にスマホを見て口角が下がっている女性には、男性は近づかない。
美人でも、です。

サキさんは緊張すると表情が固まる癖があった。
完璧なメイクの下で、口元だけがずっと真一文字。
(もったいない…!)
心の中で叫んだ数は、もう覚えていない。

肌と眉が第一印象を左右する

目の形でも鼻の高さでもなく、男性が見ているのは肌と眉です。
つやのある肌は、健康そうで触れても大丈夫そうに映る。
眉は顔の看板みたいなもので、角度がきついと怒って見えるし、細すぎるとよそよそしい。

ナナさんの眉は、太めで角度が水平に近かった。
それだけで、機嫌のいい人に見える。
男性側からすると、これは意外と大きいんだよね。
彼らは女性の不機嫌に敏感で、少しでも冷たく感じる顔は避けて通るからさ。

男ウケしない顔は顔立ちの問題ではなく近寄りにくさ

男ウケしない顔の特徴を挙げるなら、濃すぎる、キツい、動かない、作り込みすぎ。
どれも美人かどうかとは関係がない。
以前、会場の隅で一度も笑わずにいた女性がいました。
シェーディングの影がくっきりで、リップは深いボルドー。
女性の参加者は口々にきれいと言っていたのに、男性は誰も寄りつかなかった。
本人に悪気はなく、ただ緊張していただけ。
ところが周りには、話しかけるなと貼り紙がしてあるように受け取られてしまう。

隙という言葉の正体は話しかけやすさ

男ウケの話になると必ず出てくる、隙のある顔。
会場での実感で言い換えるなら、声をかけても痛い目に遭わなそうな顔、です。

完璧に作り込んだ顔は、美術館のガラスケースの中の作品。
きれいだけど、触ったら警報が鳴りそう。
ナナさんの顔は、公園のベンチでした。
座っていい、と最初から書いてある。

相手が自分を拒まないと予測できた時に、人は近づく行動を増やすと対人心理では説明されます。
ナナさんの笑い顔は、その予測を最初の挨拶で作っていた。

美人の方が損をする、という話とは違います。
きれいな人もベンチになれるし、普通の顔でもガラスケースになる。
違いを作るのはメイクと表情で、そこは自分で動かせるんです。

男ウケする顔と女ウケする顔の違い

サキさんが女性から絶賛されたのは偶然じゃない。
女性は顔をパーツと技術で見る。
まつげの上がり方、涙袋のラメの粒、眉の左右差。
毎日鏡で自分のパーツを観察しているから、他人の顔も同じ解像度で見えるんですよね。

男性は違う。
全体の雰囲気を一枚の写真みたいにぼんやり捉える。
柔らかいか硬いか、明るいか暗いか、それだけ。
ラメの粒なんて、見えてすらいない。
そもそも彼らはメイクの語彙を持っていないから、盛れてるという評価ができない。
言えるのは、せいぜい、なんか感じがいい、程度です。

イベントで男性に一番可愛かった人を聞くと、女性陣の予想と一致した回数は数えるほど。
逆に女性陣が推した人は、男性の投票ではだいたい三番手あたり。

女ウケする顔は雑誌の表紙、男ウケする顔は待ち受け画面

女性が可愛いと感じる顔は、完成度が高くて情報量が多い。
雑誌の表紙のように、見る人を圧倒する。
男性が可愛いと感じるのは、毎日見ても疲れない顔。
スマホの待ち受け画面みたいに、そこにいるだけで安心できる。

だから、女友達からの可愛いは、恋愛の目安にならないことがある。
彼女たちは技術を褒めている。
男性が探しているのは、隣に座った時の心地よさ。
測っている物差しが最初から違うんです。

友達止まりになりやすい顔をどう抜け出すか

アヤさんの顔は、女性から見ると文句なしの美人でした。
彫りが深くて目力があって、リップは深めのレッド。
男性側から眺めると、高い壁。
その日の帰り道、ある男性が正直に打ち明けてくれました。
「きれいすぎて、自分なんかが相手にされると思えなかった」
釣り合わないと感じた相手には、男性は最初から勝負を降りる。
恋愛心理の話でよく出てくる、高嶺の花はかえって誘われない、という現象そのもの。

結局、壁を低くする方法は足すことじゃなくて引くこと。
アヤさんはアイラインをやめて、リップをシアーなコーラルに変えた。
次のイベント、会場に入った時の空気がぱあっと明るくなったのがわかりました。
本人は「メイク薄くしただけなんだけどなぁ」と笑っていたけど。
その日、二人の男性からデートに誘われています。

恋愛対象になるメイクの作り方

やることはシンプルで、素肌感を残し、線を減らし、血色を足す。
この三つを守れば、大きくは外しません。

ひとつ、恥ずかしい失敗を白状します。
何年か前、ある参加者にナチュラルにした方がいいよと雑に助言したことがあって。
彼女は真に受けて、次の回はほとんどすっぴんで来ました。
正直言って、疲れて見えた。
ナチュラルとは何もしないことじゃなく、していないように見せること。
その違いを、あの時の私は言葉にできていなかった。

ベースは薄く塗って、隠す場所だけ隠す

厚塗りのファンデは、防音壁みたいに男性の声を跳ね返します。
下地で肌の色ムラを整えて、ファンデは頬の中心だけ薄く。
気になるニキビ跡はコンシーラーで点で隠す。
仕上げのパウダーは鼻とおでこに限る。
頬のつやは残しておいてください。
日焼け止めの白浮きや、首との色の差も真っ先に気づかれるところ。
男性が肌を見る時に反応しているのは、白さより光り方ですから。

眉は角度を寝かせて、下のラインを描く

眉は下のラインをペンシルで整え、上と眉頭はパウダーでふわっと。
アーチの角度を寝かせると、表情が一段階柔らかくなります。
太さは、今より太くしても問題なし。
細くて鋭い眉は、気の強い人に映りがち。

目元は線を減らして、まつげは上に

アイシャドウはベージュからブラウンで、締め色はごく薄く。
アイラインは粘膜のインラインで十分。
まつげは横に広げず、根元からきちんと上げて、マスカラは一度塗り。
つけまつげは、近くで見た時の異物感が強くて、会話の距離に入ったとたんに損をする。
カラコンは瞳と同じサイズの黒か、つけないか。
大きなカラコンを入れた日と外した日で、男性の反応が変わった参加者が何人もいます。
外した日の方が、男性が寄ってきているんですよ。

チークは低めに、リップはつやを残す

チークは頬骨のやや下に、床と平行に入れてぼかし切る。
高い位置に斜めにシャープに入れると、大人っぽくはなるけど距離が出る。
色は肌になじむコーラルかピンク。
入れたかどうか自分でもわからないくらいで正解です。

リップは、マットの深い赤をやめた日から印象が変わる。
透け感のあるローズ系で、つやを残す。
唇のかさつきは要注意。
男性は口元の乾燥を、思っている以上に見ています。

男性がこっそり引いているメイク

アンケートの自由記述で、男性が書きにくそうに書いてくる項目があります。
濃く引いたシェーディングの線、大粒のラメ、暗い色のマットリップ、糸みたいに細い眉、目尻から大きくはみ出したアイライン。
本人が力を入れたところほど、彼らには怖さに変換されやすい。
納得いかないけど、盛れてる、と怖い、は男性の中では紙一重なんです。

一重、面長、濃い顔の調整

一重の人は、無理に二重風の影を作らなくていい。
ブラウンのグラデーションで奥行きを出して、まつげはカールを強めに。
涙袋にほんの少し明るい色を置くと、目元が優しくなります。
私が見てきた中で最もモテた一重の女性は、アイラインなしでした。

面長の人は、チークを横長に。
眉も長めに水平に描くと、顔の縦の印象が和らぐ。
前髪を作るのも手で、ぐっと幼くて親しみやすくなるでしょ。

濃い顔の人は、とにかく引き算。
アイラインを抜いて、眉のパウダーを薄くして、リップの色を落とす。
自分では物足りなくても、男性にはそれで十分に届いています。
アヤさんがそうだったように。

初デートとマッチングアプリの写真で使い分ける

初デートは、イベント用よりさらに軽く。
昼の自然光では、メイクの粗が全部見えてしまうから。
アプリの写真は、フィルターは控えめに、窓際の光で、歯が見える笑顔で。
実物より盛った写真は、対面した時の落差で一気に冷める男性が少なくない。
(写真と違う、という男性の愚痴、もう耳にタコ…)
写真の自分と会った時の自分がつながっていれば、それが信頼になるからね。

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