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誕生日プレゼントいらないと言われた時の彼氏や好きな人の本音と祝い方

来月誕生日じゃん、何が欲しい? そう送ったLINEに返ってきたのは、何もいらないよ、の一言。 既読はついてる。でも会話はそこで止まったまま。

この話をしてくれたのは、うちの社会人サークルに半年ほど通ってくれているマイさん。二次会の端の席で、ハイボール片手にスマホを見せてきて、これどう思います?って。

イベントを回す側にいると、こういう相談を年に何十回も聞くんですよね。誕生日がらみで特に多いのが、まさにこれ。渡したいのに、渡す前から断られる。しかも理由が見えないし。だから余計に考えちゃうんだよなぁ。

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いらないの一言は、あなたを拒んだわけじゃない

物はいらない、と、祝われたくない、は別の話。 マイさんの頭の中では、この二つが一つに溶けていました。

プレゼントを断られた、イコール、自分の気持ちが邪魔だった。そう変換されて、そこから、もしかして冷めた?まで一直線。 でも彼が断ったのは、あくまで物。あなたの気持ちを断った証拠は、あのLINEのどこにも書いてない。 ここを切り分けるだけで、息がしやすくなります。 一つの出来事から全体を決めつけてしまう読み方。カウンセリングの本では、認知の歪みの一つとして出てきます。落ち込んでいるときほどハマりやすい。私も昔、これで十日くらい病みました。今思うと恥ずかしいけど、当時は本気だった。

彼氏がいらないと言うときの本音

うちのイベントには男性も毎回来るので、二次会の雑談で本人たちに直接聞いてきました。誕生日、彼女に何もいらないって言ったことある?って。 手が挙がる挙がる!マジで。 理由を聞くと、だいたい四つに落ち着きます。

一つ目。欲しい物が思いつかないから。ほんとにそれだけ。物欲が薄い人にとって、何が欲しい?は、宿題を出された気分に近いみたい。

32歳エンジニアの参加者いわく、欲しい物は自分でポチるから残ってないんすよ、と。考えるのがだるくて、いらないよ、で締める。

二つ目。お金を使わせたくない。付き合いたてや、収入に差があるときに多い。もらったら自分も同じくらい返さなきゃ、と計算が始まって、その負担ごと断ってる。もらったら返したくなる心の働きを、心理学では返報性と呼びます。これが重いと感じる人は、最初から受け取らない選択をする。

三つ目。物より一緒にいる時間のほうが嬉しいから。これは意外と口に出さない。照れくさいんだよ、単純に。いらないよ、の裏に、来てくれるだけでいいけど、が隠れている。そういう人、イベントで何人も見てきました。

四つ目。気持ちが薄れている。これは正直言って、ある。ただ、割合としては少数でした。この場合の人はプレゼント以外の場面でも同じ温度なので、見分け方は次に書きますね。 おまけでもう一つ。祝われること自体に慣れてない人。実家でも誕生日をやらなかったタイプで、注目されるとどう振る舞えばいいか分からない。いらない、はその人たちの逃げ道でもあります。

女性が言ういらないには、察してほしい、が混ざりやすい。男性は言葉通りの割合が高め。女性参加者に同じ質問をすると、反応がまるで違う。いらないって言ったのに本当に何もなくて萎えた、の大合唱。ここが本音と建前の分かれ目。あくまで現場の肌感ですが、彼女に言われた男性側の悩みとは、中身がそもそも別物です。

冷めてるかどうかは、誕生日以外の場面で決まる

マイさんにも聞きました。彼、最近の連絡どう? 週末の予定、向こうから提案してくる? 誕生日の当日は空けてくれてる? 答えは全部イエスでした。当日は有給まで取ってるらしい。

それ、いらないって言う人の行動じゃなくない?冷めている人は、プレゼントを断るだけじゃ終わらない。予定を入れるのを渋る、返信が短い日が続く、自分の近況を話さなくなる。全部セットで出てきます。以前、本当に冷めていた例を一件だけ見たことがあって。その彼は一週間前になっても予定を決めず、当日は友達と飲みに行ってました。断りの言葉より、その前後の空気のほうがずっと雄弁だった。

結局、いらない以外の部分が普段通りなら、冷めた説はだいぶ薄い。 一つの言葉より、一週間の行動。 ここを見るようになってから、相談してくれた人の顔が変わる瞬間を何度も見ました。ふわっと肩が下がるあの感じ、こっちまで嬉しくなっちゃうんだ。 もしモヤモヤが残るなら、責めない形で口に出していい。なんでいらないの、と始めると相手は守りに入る。最近ちょっと寂しかった、と主語を自分にする。これだけで返ってくる言葉が変わります。

真に受けて何もしなかった人の話

失敗パターンも書いておかないとフェアじゃないので。 別の参加者で、ユウカさん。彼氏にいらないと言われて、じゃあ何もしないでおこう、と決めた人。当日はLINEで、おめでとう、とだけ送って終了。 数日後、突然彼からぽつりと。 覚えてないのかと思った。 えっ、と固まって数秒。いらないって言ったのはそっちじゃん!って心の中でツッコんだと。

彼の言い分はというと、物はいらないけど、祝ってもらえないのは寂しい、でした。 ほら。断ったのは物だけ。彼自身も、自分の中でそれが分かれてなかった。たぶん。言葉で線を引けてないから、いらない、が出る。 ユウカさんはその夜、コンビニで小さいケーキを買って、彼の家に押しかけたとのこと。ケーキ屋さんは閉まってたから(笑) なのに彼、すごく喜んだって。四百円のケーキで機嫌が直る男、可愛くない? 翌年からは聞くのをやめて、毎年ケーキだけ買うのが二人の定番になりました。彼はもう、いらないとは言わないとか。

付き合う前の好きな人にいらないと言われたら

ここは相談の中でもひときわ切ない。 サークル内で気になる人がいて、誕生日を知って、何か渡したい。けど聞いたら、いやいや、いらないよ、ってサラッとかわされた。 この場合の、いらない、は幅がかなり広い。 脈がある人の断りには、代案がついてきます。じゃあ今度ご飯行こうよ、とか、当日イベント来るの?とか。断りながら、次の接点を自分から置いていく。

脈が薄い人は、そこで終わる。スタンプ一つ、または、ありがとう、で完結。会話を広げようとしない。 うちのサークルで、リョウさんという男性がこの見極めを外したことがあって。気になっていた女性に、いらないよ〜、と言われて脈なし認定。距離を置いた。ところが半年後、その女性のほうから告白めいた言葉が。 あのとき何かくれるって言ってくれて、嬉しかったのに。 まさかの両想いだったパターン(泣)

彼女は、付き合ってもいない人から物をもらうのが気まずかっただけ。あっさり断ったのは、それを悟られたくなかったから。 だから付き合う前は、物を渡すかどうかで悩むより、当日に一言だけ送るほうが動きやすい。おめでとう、今年もイベント来てね、くらいの軽さ。もらった側に返さなきゃという気持ちを生ませない。でも、覚えてたよ、はきちんと届く。

物を渡すなら、コンビニのお菓子一個か、次に会ったときのコーヒー一杯まで。アクセサリーや手作りは、付き合う前だと相手が背負う重さになりやすいです。 脈が薄そうなら、おめでとうの一言で止める。追いLINEはしない。そのあとは普段通りイベントで顔を合わせる。ここで引けた人ほど、半年後に別の形でつながっている率が高かった。焦って距離を詰めた人は、気まずくなって来なくなりがち。 リョウさんは今、その女性と付き合ってる。あの時ちゃんと聞けよ、って本人に言いました(笑)

物なしで喜ばれた祝い方

じゃあ何をするか。イベントで喜ばれていたものを、そのまま。 朝いちばんのLINE。日付が変わった瞬間じゃなくていい。相手が起きる時間に合わせて、短く。長文より、一行のほうが読み返されます。 手書きのメモ。手紙ほど構えなくて大丈夫。付箋一枚に三行。

ある男性参加者は、彼女からもらった付箋を財布に入れっぱなし。打ち上げで自慢してきました。角がよれよれ。それでも捨てないんだよね。 消えもの。ケーキ、花、ちょっといいコーヒー豆。いらないと言った側の面子を潰さないのがこのジャンル。残らないから、お返しの計算も始まりにくい。 時間。行きたがっていた店を予約しておく。家で好物を作る。休みを合わせる。

三つ目の心理、一緒にいる時間が欲しい人には、これが直球。 写真や動画。二人で撮った写真を数枚印刷して、裏にメッセージを書く。スマホの中に眠っていたものが手に取れる形になるだけで、受け取った側の声のトーンが上がる。ある女性参加者はこれで彼氏を泣かせたと、イベントの帰り道にちょっと得意げでした。 相手のタイプで分けるなら、実用派には靴下や日用品の少し良いもの。ロマン派には言葉と写真。干渉されるのが苦手な人には、当日を空けておく、以上。

どのタイプかは普段の会話から拾えます。予算は千円から三千円もあれば足りる。準備は前日の夜でも間に合う。 ゲーリー・チャップマンという牧師が提唱した、愛を伝える五つの言語という考え方があります。人によって愛情を受け取るルートが違う、という話。物をもらうことで愛を感じる人もいれば、時間や言葉で満たされる人もいる。いらないと言う人は、物のルートが細いだけかもしれない。だったら別のルートを使えばいいわけで。

確認の一言と、やらないほうがいい三つのこと

聞き方には型があります。 じゃあケーキだけ買っていくね。 これ一行。相手に選ばせない。断りにくい小ささ。それでいて祝う意思は伝わる。 選ばせたいなら、ケーキか飲みに行くか、どっちがいい?でもいい。何もしない、という選択肢を最初から外しておくのがコツです。 マイさんにこの一文を勧めたら、彼から、それは嬉しい、と返ってきたそうです。スマホを見せてくれたときの顔、じわっとしてたなぁ。

反対に、こじらせていたやり方もある。 理由をしつこく聞く。言語化できない人にこれをやると、面倒くさい、が先に立ちます。 高いものを押し切って渡す。断った意思を踏んでいるので、受け取った側の負担が二倍になる。サークルで見た中で気の毒だったのは、断られたのに三万円の財布を渡した人。彼氏は受け取ったものの、その月は会うたびにお返しの話をしていたそうで。祝ったはずが、負債を背負わせた形になってしまった。 完全に何もしない。。 この三つを避けるだけで、ほとんどの人はうまくいっていました。

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